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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

Jazz AlleyでStanley ClarkeとHiromiに酔いしれる

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ご近所のカップルが、Jazz Alleyのコンサートに誘ってくれた。シアトルに住んで16年にもなるのに、まだ行ったことがないJazz Alley。この機会に飛びついた。アーティストは、"Stanley Clarke Band with Hiromi"とある。

ベーシストStanley ClarkeのCDは持っているけれど、Hiromiって誰?日本人?Jazz Alleyのウェブサイトで、上原ひろみのことだと初めて知った。

開演時刻の一時間ほど前に現地に到着。ご近所さんが持参したワインボトルを開け、まずは夕食を済ませる。席は、ピアノの鍵盤が良く見える二階のテーブル。ほろ酔い気分とおしゃべりで楽しい雰囲気になった頃に、開演。

"Let's start with something we don't know!"というStanley Clarkeの一言で、いきなり即興セッションが始まる。聴衆は一気に興奮に引き込まれる。「すばらしい!」「なぜあんな音が出せるの?」バンド4人全員の見事なパフォーマンスに酔いしれた。

プレイヤーが舞台を降り、先ほどまでの余韻に浸っていたら、館内アナウンスが。「今夜は、この後10時からのコンサートも、カバーチャージ無料でお楽しみいただけます。」え?本当?もちろん居残ることにした。

1階、ドラマーの真横のボックス席に移動。メンバーの自由奔放なプレイに圧倒される。一回目と同じ曲目だなんて信じられない。二倍楽しませてもらった。

でも、一番楽しんでいたのは、他でもない、アーティスト本人達だろう。だからこそ、聴衆をこれほど楽しませることができるのだろう。

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(この写真を撮った後、iPhoneにズーム機能を加えるアプリをダウンロードする決心がつきました)

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