浮世絵とアニメとアンディー・ウォーホール
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"Fleeting Beauty"というタイトルの浮世絵展が、4月1日からSeattle Asian Art Museum で始まった。地元に住むご夫妻が30年ほど前から熱心に収集されてきたコレクション。昨夜はそのレセプションに出席した。
太田総領事のスピーチでは、現在のアニメブームと150年前の欧米での浮世絵ブームをダブらせ、浮世絵は150年前の日本を代表するポップカルチャーだったというコメントがあった。一方、コレクターのAllan Collar氏は、浮世絵に見られる歌舞伎役者のアップと、アンディー・ウォーホールが描くマリリン・モンローやエルビス・プレスリーの絵の共通点を語っていた。
その芸術的完成度の高さゆえ、誕生から数百年たった今でも、世界中で多くの人たちに愛されている浮世絵。今から数百年後、アンディー・ウォーホールとアニメが世界の芸術愛好家にもてはやされないと、誰が断言できるのだろう。
まあ、そんな先のことは気にせず、このすばらしい展覧会を思いっきり味わうことにしよう。
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