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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

「アバター」に酔ってしまった

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ほぼ満員の映画館。前の方でおまけに端っこの席しか空いてなかった。それが原因だろうか?

スクリーンの説明に従い、劇場で手渡された3D用のめがねをかける。はじめはめがねをかけててもはずしてもあまり違いがない場面。でも、アバターが外に出て走り出す場面くらいから、いやな気分が....乗り物酔いになってしまった。

旦那だけでなく、親友一家も一緒に来ているので、ここで帰りたいとはいえない。めがねをはずすと、気分はましになるが、今度は画面がぼやけてしまう。でも、めがねをかけると、またあのいやな気分に.....

私と同じ気分を味わっている人が他にいるかもしれないと劇場内を見回してみたが、みんな平気でめがねをかけてスクリーンに見入っている。せっかく3D映画を観に来て、2時間20分もの間、ほとんどめがねをはずしたままぼやけた画面を観たなんていう、間抜けな客は私一人だったのだろうか?

映画もテレビも3D化のトレンドにあるというのに、体がテクノロジーを受けつけないなんて...とても戦慄を感じてしまったのです。

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