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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

契約書 木を見て森見ず ばかをみる...

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手術後の経過は良好。でも、まだ車の運転は控えている。ここ数日、家にこもって久しぶりに英文の契約書とにらめっこしている。

ビジネスで、"Win-Win”の状態を築きましょうね、と最初は和やか雰囲気でも、契約書を作成する段階になると、どうしても敵と見方という雰囲気になってしまう。なぜだろう?

たとえば、ある期間を設定するときでも、相手方にとって短いほうが有利ということは、こちらにとっては長いほうが有利だということ。どのくらいがちょうど真ん中かという認識自体、相手側とこちら側では食い違ってくる。そして私の欠点は、木を見て森を見ず、という状態に陥ってしまいがちなこと。個々の争点それぞれについて、”勝ちたい”のだ。

自分の目的を達成するためには、どこを譲ってどこをしっかり押さえるべきなのか、長々しい契約書を読んでいっても見失わないようにするって、難しい。まだまだ修行が足りません。

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