オルタナティブ・ブログ > 佐川明美の「シアトルより愛を込めて」 >

元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

ソーラーパワーで空を飛ぶ:HB-SIA

»

今週のエコノミスト誌をパラパラめくっていたら、翼がとっても長い飛行機の写真が目に留まった。知らなかった、すでにソーラーパワーで飛ぶ飛行機のプロトタイプができていたなんて。

Solar Impulseは、1999年に初めて気球による世界一周を達成したBertrand Piccard氏が、5年前から手がけているプロジェクト。日中-夜-日中のまる36時間、太陽光のエネルギーだけで、空を汚さず飛行機を飛ばすというのが目標。

今月26日にスイスのチューリヒで、一人乗りの飛行機HB-SIAのプロトタイプをお披露目するという。HB-SIAの特徴は、

- 翼の長さはエアバスA340と同じ64メートル、
- ボディの重さは自動車並の1,600kg、
- エンジンの馬力はスクーター並の40CV

とのこと。

Piccard氏の提唱するこのプロジェクト、いろいろな団体や企業がスポンサーとして参加している。日本企業ではトヨタの名前があがっているのはさすが。

何百人もの乗客を乗せたソーラー飛行機に、私の生きているうちに乗れたりしたら、なんて素敵でしょう。

Comment(0)