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不景気ですが、BCPの市場成長は今後も8.4%!

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不景気ですが、BCPの市場成長は今後も8.4%!

BCP(事業継続計画)といえば、先日、IDC様より発表がありましたが、国内市場において現在2700億円規模になり、不景気にもかかわらず、今後も年平均で8.4%で成長するとのことです。

#詳細は下記を参照ください。 
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20081203Apr.html

不景気で、予算凍結なお客様が増えてきたこのご時世ですが、失われたデータは盆に返らず!というとかなり大袈裟ですが、不景気に災害のダブルパンチをくらうとほぼ立ち直れないようなことは簡単に想像できそうです。 そう考えると、極力お金をかけずに、BCPをしなければならないというところが本音だと思います。 そんな中、弊社のビジネスでもわずかですが、新しい兆しが見えてきたように思えます。 昨年と比較し、明らかに案件規模が向上してきました。 これは、単純に弊社のビジネスが好調ということではなく、お客様のソリューション選択が変わってきたように感じられます。

どう変わってきたのか??

BCP対策ソリューションがストレージtoストレージから、コストを低減できるエージェントtoストレージにお客様の興味が変わってきたようです。

理由は簡単で、EMCやNetAppのようなストレージtoストレージでBCP対策をするようなシステムは、元々の単価が高いうえに、保護対象側のストレージの購入が必須であり、予算縮小のこのご時世には、お客様の予算内に収まらない!というのが正直なところです。一方で、弊社のようなエージェントtoストレージのBCP対策ソリューションは、もともとの単価が安いうえに、保護対象側のシステムは既存システムをそのまま生かした、最小限の投資で済み、更に弊社が得意とする低帯域のネットワークで済むため(TB越えでもBフレッツ1本!というお客様が多いです。事例は別途お問い合わせください。お客様のシステムケースに合わせてご紹介します)、初期コストもランニングコストも安く済む!ということになります。

このあたりが、最近大手のお客様の引き合いが増えてきた理由のようです。

最近は弊社の提案力も向上してきましたので、是非一度ご提案を聞いてみたいという方は、お気軽にお申し付けください。「その提案、素晴らしいです!」というようなご提案ができると思います。

最後に、BCPに関して2月10日に広島でセミナーを行います。

中国地方の方でBCP市場や弊社のソリューションについてお聞きされたい方はこの機会にぜひご参加ください。詳細は下記をご参照ください。
http://www.syc.co.jp/bcpseminar/index.html

当日は私も話します。それでは、皆様と会場にてお会いできることを楽しみにしております!!!

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