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長い目での自分のための営業活動

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4月から新年度が始まり、新しいい担当や、営業ノルマが課せられ、営業活動に励んでいらっしゃる方も多いと思います。B-Bの世界でも営業活動の足は短くなってきているという実感はあります。しかし、その一方で、単純に本年度予算でお客さまが購入していただけるもの(金額)は限られていることも変わらない事実です。

会社を売る、自分を売る、そしてビジネスに繋げるという流れの中では、どうしても時間が必要になります。合理性を追求し続けると、どうしても結果が生まれる確率でビジネスアプローチを決定しがちですが、その一方で合理性や確率論だけでは読みきれない営業結果も純然として存在します。

「今年の売上こそが重要」、「来年はこのお客さまを担当しているかどうかわからない」という状況も痛いほどよく解ります。しかし、その一方で自分のための投資として、一定時間を目の前の営業結果から離れた投資時間として費やす意識も必要だと思います。これは純粋に会社の中のビジネスとしてだけでなく、長期的に自分の財産として蓄積することも視野に入れて、敢えて目の前の効率から離れて、時間を投資していくことになります。

つかづ離れずの長い付き合いこそが、いざと言う時に自分の財産として活きてくると思います。

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