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中国古典でビジネス理論を学ぶ

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孫子の兵法にビジネスの極意や普遍的な論理を求める著作は非常に多いですが、それ以上に全体的に見た場合に、中国の古典でビジネス理論を説明する著作は数多いと思います。中国の古典は、例え話の中でも使われるように、普遍的な事を物語として形作っているため、ビジネス理論だけでなく、整理として物事を論理的に語ろうとする際のサンプルとしてもってこいなのかも知れません。

その中でも、私個人的に気に入っている本は、かなり前に出ましたが、「水煮西遊記」という本です。これは「西遊記」をチームマネージメントに見立てて、組織の中での人の類型、そして「西遊記」の中で起こる様々な事件や問題を、人の類型から分析するものです。

お話の中で繰り返しが多く、きちんと全部を読むと大変ですが、はしょりながら読むと、忘れていた「西遊記」の物語を思い出しつつ、組織管理に関しても考えを整理できる一石二鳥(?)の本です。

他にもシリーズで「水煮三国志」という本もあり、こちらもなかなか楽しめる内容です。

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