川崎フロンターレx東京FC戦を観戦して 微妙な判定と不可解な判定
土曜日に雨の中、味の素スタジアムへ川崎フロンターレx東京FCの試合を観戦しに行きました。結果は4対5の壮絶な点の取り合いの末、敗戦。優勝争いが若干遠のきましたが、まだ4試合残っていますので、頑張って応援を続けたいと思います。
さて、乱れた試合になった原因としては、審判の不可解な判定により警告が乱発され、結果として退場者が2人も出たことがあります。審判も人間ですので微妙な判定は仕方がないと思います。微妙な判定の結果、贔屓のチームが得することも、損することもあります。この部分はいたし方ないと思いますので、その時は勝てば何も触れませんし、負けた場合にはとりあえず文句をいう程度であり、後は時の運とあきらめます。
しかし、土曜日の判定は、”微妙”ではなく”不可解”な判定でした。リスタート位置を直したことに対して遅延行為で警告、タックルを受けて倒れたことを故意と見做して警告、といった判定により退場者が2名出てしまいました。余談ですが大分戦でも、ロングスローを入れるために、ラインから離れ、間合いを取ったことでも遅延行為で警告が出ました。
これらの判定が不可解だと感じることは、同様の行為であっても警告が出ないジャッジが慣例かしているためです。ちなみに今回のことも含めた不可解なジャッジが全般に適用されていれば、Jリーグは出場停止者が増え、リーグの維持もできないはずです。試合の維持審判により、かつ試合により判断基準がことなるジャッジが行われているのが現状です。
試合自体の勝ち負けが、審判の不可解なジャッジで左右されるようでは、競技としての魅力を大きく損なってしまいます。試合自体に負けてしまったことよりも、試合を観戦すること自体が楽しくなくなってしまいました。
今回は、応援しているチームが負けたことで、さらにその気持ちが強くなりましたが、例え相手チームが同じようなジャッジを受けた場合でも、試合の観戦がつまらなくなってしまいます。
日本のサッカーのレベルを上げ、今後も継続的に人気を維持・発展させるためにも、今回のジャッジを含め、Jリーグおよび日本サッカー協会は、審判員への指導、必要に応じて再教育や審判資格の停止など、一定基準での試合ジャッジを出来るように厳しく対処して欲しいと思います。