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リアルのショップも捨て難い

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昨日、CDショップで見つけたアーティストの話をしました。棚買い、衝動買いの新しい発見でしたが、個人的には本屋さん、CDショップ、雑貨屋さんにはちょくちょく通うほうです。

確かにインターネットでのお買い物は便利です。特に、本やアルバムを買う場合、なかなか探し当てることのできないものを見つけるときには特に重宝しています(ロングテールの根源ですね)。また、安いものや、製品やサービスのバリエーションを探すときにも便利だと思います。

インターネットでのお買い物は、ジャンルやキーワードによる検索、またはリコメンデーションがトリガーになります。理屈としては、物理的な本屋さんやCDショップでも、ジャンルやら、お店のお勧めやらがあり、ある程度その部分を頼りにしていますので、インターネットでのお買い物はその発展形(詳細化、パーソナライズ、オンデマンドサーチ等々)といえるでしょう。

しかし、物理的なショップにもそれなりの良さがあると思っています。それは、一覧性と発見です。限られた物量やバリエーションであっても棚を見ながら歩いている中で、思わぬ出会いや遭遇があることは確かです。インターネットでも同じことは起こるのですが、何故か物理的なお店の方が、興味の中心から派生したものの発見、さらには新しいものへトライする機会が増えます。

個人的には、物理的なお店はもっともっと大きくなっていって欲しい(欲を言えばAMAZONの倉庫でお買い物ができるようにして欲しい)と思っています。

でも、こういった感覚が映画のMatrixのように実は作られた世界だったら恐怖ですが…

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