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コンピューターの構造のトレーニングを作りたい

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想像するところ、私は最後のメインフレーム世代だと思います。会社に入ったころにはいわゆるオフコンはありましたが、UNIXはCAD/CAMのためのもの、PCにはまだハードディスクがつくかつかないかという時代でした。今ではPC上のアプリケーションで文書とか作りますが、そのころはDOSで動かすか、ワードプロセッサーを使うか切り替えていましたね。

それでも比較的恵まれたオフィス環境でしたが、特に恵まれていたことは、非常に技術の強い先輩諸氏に実機(メインフレーム)を使って技術の指導を受けたことです。コンピューターの構造を徹底的に教え込まれ、当時としては最先端の機器を使ってソフトウェアがどのように動くかを勉強させられました。特にCPUの構造、コンピューターがどのようにレジスタやメモリーを使い、インストラクション(命令)セットがどのように定義されているかを中心としてメインフレームのOS(MVSでしたが)がどのように機器の構造を利用し制御していくかを理解し、実際に様々なテストで勉強させられました。

私はあまりできのいい社員ではなかったと思いますが、今になってもその時の知識が活きていると感じています。UNIXになってもPCになっても、基本的なコンピュータの構造は同じものだからだと思います。

企業の情報システム部門の方にしても、コンサルタントにしても、IT企業の社員の方にしても、基礎的なトレーニング、つまり「コンピューター普遍の原理」を学ぶ機会は減ってきていると聞きます。即戦力、即効性はないけれども、長い時間で活きてくる、「噛めば噛むほど味のでる」こんな基礎的なトレーニング・コースでも作ってみようかなと思います。いろいろな世代の方の有志を募って解りやすいけれど、もっとハードウェアやOSの仕組みを意識したトレーニングや研修なんて、個人的にはいいと思いますが、あまり受けませんかね?それよりもそんな投資をする余裕がある会社や人を探すほうが大変かな?

ちなみに、市場にはこんな本は出ていますよね。コンセプト的には近いかも知れません。

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