「アル・ヤンコビック」って知ってますか??
「アル・ヤンコビック」を知っている人は多いと思います。名前がわからなくても、マイケル・ジャクソンやマドンナのミュージック・プロモーション・ビデオのパロディーを作った人と言えばお分かりいただける方もいらっしゃると思います。
名作としては、マイケル・ジャクソンの「Beat It」のパロディーである「Eat It」や、「Bad」のパロディー「Fat」、マドンナの「Like A Virgin」のパロディー「Like A Surgeon」があります。
以前に、サンフランシスコのVirgin Mega Storeでクリップ集のLaserDiskを見つけて購入しましたが、プレイヤーが壊れたこともありしばらく見ることができませんでした。先日Amazonで探してみたところ、DVDがあったので購入してしまいました。なんとライブ版までありました。
日本でも物まねやパロディーはいくつかありますが、アル・ヤンコビックのパロディーはMTVなどで使われるプロモーション・ビデオをパロった物で、秀逸です。今回新たに発見したものではPuff Daddyの「It's All About Benjamins」のパロディーである「It's All About Pentiums」なんてのもあって、ビル・ゲイツのそっくりさん(多分本人ではないと思います)まで出ていました。
音楽好きで、パロディに目くじらを立てない人であれば、一見の価値があると思います。
それにしても、アメリカのエンターテインメント業界は底が深いです。ちなみに「Fat」では原作に出ていたダンサーの人が出演してますし、パロディとして扱うことに対しても各ミュージシャン本人およびマネージメントも快く承諾しているようです。
ちなみに、アル・ヤンコビックはよくハリウッド映画にもちょい役で登場していて、確か「Last Action Hero」にも出ていたと思います。