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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

一度に5件以上のクライアントを担当することなかれ。

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クライアントリストがいくら100件近くあったとしても、同時にたくさん担当することは非常にリスキーです。

昔からエントリでも端々発言してきましたが、曜日毎に1件担当しても、いくら営業職だって5件担当したら次の営業ができません。フルタイムアサインメントの人はそもそもそういうこと無理ですが、同様に、同時に現場を3つ以上掛け持ちすることはスケジュール管理上からも大変危険だと思います。

  

では6件目のリクエストを受領してしまったら、どうするか。当然、タイミングをずらすべく、「お待ちいただく」しかない。待てないと言われたら、クライアントを選択するしかなくなる。嫌なら自身の交渉術で、うまくかわしてスケジュール調整していくしかないです。

これも前に言った気がしますが、理想は「3件」だと思ってます。明らかに各クライアントに注げる情熱がこの3件か4件以上かで違うからです。クライアントの了解あって4件目以降を丸投げできるなら、その信頼するパートナーに任せればいいわけですが・・・

10年くらい前は、ほうっておいても大規模案件しか来なかったし、大規模案件を取りに行くのが当然必然と思ってましたが、今は規模ばかり追っていても、待っている間の稼働率管理とか大変だし、利益率と稼働率に留意して、スタッフを遊ばせることなく現場を回していくことも重要かと思います。会社経営の視点だと大規模案件をロングで持ったら安心なわけですが、小規模であっても、スタッフの糧になることであれば、慎重に天秤にかけつつ、案件の請ける順序をコントロールする必要はあります。

  

営業の話に戻って・・・5件を「情熱維持して」回すのでもかなり無理があります。10年前は、理論的には一日を午前午後みたいに2つに分割すれば10件回せると思っていましたが、実際長年やってみると、丸投げして任せられるのが半分ないと理論上無理だし、自分の実績でも最大で合計7件が限界でした。。。

限界が7件だとして「情熱理論」に基づきクライアントともにお互い快適に関係維持できる割り算(半分は信頼できる「丸投げ」)をすると、やはり4件が限界MAXな感じ。クライアントに「選ばれた」と思われることも重要だから、胸を張って「選んだ」クライアント案件を3つ,多くて4つ、回していくのが、理想的だと私は感じています。

実際、私のキークライアントの最優先順位を最近ふりかえると、確かに4社でしたし。。。

(当然日々このリスト・優先順位は更新されていくものですが^^;

  

すべての出会いを大事にしたい。そうやって、クライアントリストは次第に増えていきます。もちろんいろんな理由で消えてなくなるものもある。依頼を高い満足度で処理できなかったり、キークライアントが引退してしまったり・・・

でも、クライアントも仕事(依頼)相手を選んでいるし、私もクライアントを選んでいく。同時にたくさん抱えて失敗するくらいなら、そうならないように選ばせてもらうのです。前述の4社との、今後、直近のおつきあいの仕方を考えていると、うまくローテーションできるか自信が持てないくらい、悩ましいことがいっぱい。予想される問題や阻害要因等をリスク分析して、必要な対策を講じておき、そして各クライアントとの商談に臨みます。

それでも、「100戦100勝」にはならない。失敗したときは全力で後始末。リカバリーしないと。一人仕事ではなく、チームワークだとなおさら。仲間の失敗、時にはクライアント側の躓きも、自分の責任として、オーナーシップをもってカバーしていかないと。。

  

体調不良でごぶさたしたお詫びもあり、4社との最初のTODOは、それぞれとの会食設定です。できるだけ早く実現したいが、同じ週に設定すると4営業日が会食で残りは休肝日()。うーん、それもそれで詰め込みすぎか・・・会食といえど、前後に準備やフォローアップとか必要になってきますからね。

  

そんなこんなで、もう金曜日の夕方です(苦笑)。

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