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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

スリップストリーム効果について

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変に勝敗にこだわったり誹謗中傷に発展するのは嫌ですが、できるだけ私は、少しだけスキルや経験に差があるスタッフを同じプロジェクトに登用するように意識しています。

もっと正確に言うと、弊社内でそうするのでなく、例えば一緒に仕事をするクライアントの特定個人にとって、目前の目標となる人物像を弊社からアサインすることで、明確な「次の目標」に、あるいは、必要があれば結構に差はあるが、その人からみて少し先の将来における「次の目標」になるような人材の配置に留意しています。

yoheiさんがF1のエントリ書いておられましたが、本来は「走る」競技で使われる言葉です。

「スリップストリーム」

ちょっと速い前の人(クルマ)に牽引されて、(空気抵抗が薄くなって)本来より速いスピードに加速し勢いを得て、その(ちょっと速い)前の人を一気抜き去っていく手法です。

私は、とてもこの手法が好きです。

理屈を並べるよりも、少し優秀な人が目の前に入れば、差があることが明らかでさえあれば、その(差がある)原因は、後ろに置かれた人が自分で探求し、自分なりの答えを出し、しかもその目の前の人と競える環境から加速力を得て、一気に急成長を期待することができるような気がします。

理屈よりも、目の前に少し先を行く人が「実践で示す」ことが効果的だと思うのです。

逆に言えば、そういう「スリップストリーム」に当たる人を見つけられれば、その人は凄い成長できると思います。

追記になりますが、不肖の趣味の世界でもそうでして、

あまりに実力が違う人だと緊張が大きすぎて、何を目標に自分をその貴重な対戦の場で成長要因するか考えようもないのですが、少し(ちなみにこの「少し」の定義は個人差があるでしょう)上級者の人とやると、とても勉強になります。微妙な違いがはっきり、次々とインプットできるからです。^^;

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