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地球温暖化は選挙にまで影響を与えた?

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昨日、選挙はビックリでしたねー。政治や宗教の話はホントに書きづらいのですが、正直ベース、私は日頃自民党と小沢一郎を応援しています(私見です)。それでも今回の結果は、個人的には素直に受け入れていたりします。

はじめに、言い訳かも知れませんが、これは大半が私見ですので、反対の立場を応援すること、大きく異なる方向から政治に注目している人に不愉快な内容があったらスミマセン。ですが、今日はどうしても書きたかったので、ご容赦いただければ幸いです(+長文失礼m(__)m)。

私の地元は以前「自民一色」でした。そういうこともあり、私も自民党を応援する子供、青年、中年(?)と育ってきました。

その過程で、私は自民党を支持しつつ、人間として小沢一郎を尊敬し、この2つを応援してきました。

私の父は元郵政関係で、少し前、「郵政民営化」により、とても大きな方向転換を強いられた一人です。父は「郵政民営化」に反旗を翻す立場の知人・友人が多かったせいか、今では自民党を応援していません。帰省すると酔った勢いでよく議論します(笑)。

この週末も法事で帰省していました。

「じゃあ自民党はダメといって民主党だったらOKなんて簡単な話でもないでしょ?」という点では意見が完全一致していて(爆)、・・・結局個人ベースの議論というものは、党というよりも尊敬する支援「者」、ある特定個人についての思いいれが非常に強いことが、今回あらためて強く認識できた気がしています。

父も、支援した人が無事当選できて、本当に満足気でした。以前からずっと体調が悪いとコボしていたのに「これだけは支援すると決めた以上最後までやりとげる」とか言って、家族から「命と引き換えにするな」と怒られていました。・・・でも息子としては、そこまでやって無事当選したわけなので、「そこまでやる父」をあらためて尊敬しましたし、驕りと言われそうですが、基本「そこまでの支援者がいる人が当選する」ものなんだと自分勝手に自覚したりもしました。

私は小沢一郎を支援していますが、イコール民主党にすぐにでも政権とって与党になって欲しいとまで短絡的には思ってません。まあ個人的希望としては小沢さんに一度くらい総理になって欲しいなあ、なんて思ってはいるのですが(笑)。ただ自民党任せはもう勘弁ですね。それが自民党の今後にとって良いことだとも信じていますから。今は強い刺激が必要なようです。

それに、米国のような二大政党型が必ずいいとも限らないと思っています。ですから、自民党と民主党が二大政党になって・・・という図式を希望しているわけではないです。ただ、自民党は最近、年金問題や閣僚スキャンダルの件で、(あくまで私の薄識ですみませんが)なんとかなると驕っていたように思います。民主党もまだまだ若い力の集合体で、だからこそれを活かして自民党のようなベテランと組む「政党や派閥の壁を超えた」政党「超」連携の時代を心から切望します。私ももう40過ぎましたが、小学生の時に田中さんや中曽根さんの武勇伝は今でもいろいろ(具体性は残念ながら記憶から揮発しつつありますが)強い印象が残っていて、大人から子供まで、「かっこいい」「信頼できる」オトナの政治家に今後の国政を担っていただきたいと、一児の父親としても、これからの政治改革が良い方向に行くことを願ってやみません。

既に政治の急変事象が別の経済事象へ波及を始めているようです。

ここで、やっと表題の件が語れます(爆)。

最近、地球温暖化の脅威を個人的に強く感じてます。

先々週末、葉山に行って来ました。

久しぶりに海へ、しかもリゾートじゃない日本の海なので、普通に危険がいっぱい。

岩場、ワレモノ等のゴミ、そしてクラゲ。

え!クラゲ? まだ7月だぞー!

やっぱ、ここにも、地球温暖化の影響が??

あちこちで悲鳴が上がっている。連れの友人も二人やられた。

ぎゃひー。スゴい蚯蚓腫れ・・・「クラゲさん、まだ早いですー!」

で、先週末は帰省していたわけですが、

熊本はなんと36度です。36度ですヨ!不肖の体温と殆ど一緒です。

クルマで出かけて、墓地について外に下りた瞬間、体温と同じ熱気と、地域ならではの意外に高い湿度・・・不謹慎ですが、ほんとに死んじゃいそうでした。

新しい一家の墓碑が完成したということで拝みにいったのですが、ほんとにもうちょっと長居したら自分が拝まれそうでした・・・

ところが、帰路、東京に着いたなーと思ったら、雨ですよ雨。

そして今日は大雨、強風でしかも列車が止まるくらいです。たかだか1000キロ近く離れただけで、ここまで天気が違う。

大げさかも知れませんが、少なくとも以前よりはこういう地域別の気象格差が激しくなった気がします。

そして、冒頭の政治急変と・・・今日の雨は、自民党の悔し涙か民主党の嬉し涙か・・・

それはどちらでもまあ個人的にはどうでもいいのですが、安倍総理も温暖化対策については過去いろいろ語っておられましたし、誰がステークホルダーを握ることになっても、年金問題と閣僚の襟正しに加えて、温暖化についてもしっかりやっていただきたいものです。

予言者みたいだと批判されそうですが、私は、今回は温暖化の影響が投票に行く・行かない(行けないもあるでしょう)に、もしかしたらどれにしようか迷った人が最後に決断する志向にまで、少なからず影響した気がしています。

少なくとも熊本、あんな暑かったら選挙のために外に出たくないなあ。そのくらい、地元出身の人間でも厳しい猛暑でした。

世界中では、温暖化の影響ですごい数の方々が年々なくなっていると聞きます。日本でもゼロではないはずです。政治に携わる方々は(宗教っぽいですが・・・^^;)温暖化のような問題も真剣に語れる人じゃないと、間接的な影響要素を多数見逃し大きな事故や損失を国にもたらすような事象を、的確にリスク管理・統制できない人達ばかりになっちゃうのではないかと懸念する限りです。「バタフライ効果」とまでは言いませんけど・・・

(政治関係の方々全てがそうだと言うつもりは毛頭ございません・・・<(_ _)>

次回訪れる政権争い、おそらく「解散総選挙」の際には、私個人は、この「温暖化対策」を真剣に考えてくださる人、そして政党に一票を投じたいと、思っています。そんな人が、これから我々の社会の異変に鋭い勘を働かせ、適切な回避・緩和処置を講じてくださるような気がして仕方がありません。

最後に、地震被災者の方々が今回の豪雨の影響を少しでも受けずに済むことを、心から祈念申し上げます。

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