やわらか頭の組織つくりをサポートしています。ガジェット大好き。

管理職のみなさん、一ヶ月まるごと出社してこない部下を正しく評価できますか?

»

「働き方改革」という言葉を耳にするようになって久しいですが、そもそも働き方の何を改革するのか、何が良くて何がダメだから、どこをどのように改革するのか、の定義が不明瞭なまま、言葉だけが独り歩きしている気がするのは僕だけでしょうか。

今朝、こんな記事がスマートニュースの藤村さんからシェアされてきました。

"気が散っている人"になろう。ネット業界の荒波を5年間生き残ったからこそ思う(ハフポスト日本版編集長ブログ)

気になること、新たな気づきを含めて長文になっていますが、僕が気になったのはココ。

(イベントの)来場者に遅れた理由を聞くと、「一度会社に寄ってからイベントに来た」と口にする人もいた。「職場に顔を出して、これから行くイベントは仕事ですよ、と上司や同僚にアピールしないと、気まずかった」のだそうだ。

ここには、複数の問題が紛れています。
1.よほどの事情がない限り(どれだけ遠回りになっても)会社に一度顔を出すのが当たり前になっている
2.イベント参加は、上司はもとより同僚の同意が必要
3.朝一度顔をだすことで、サボっているわけではないし、寝過ごしたわけでもないアピール

みなさんの会社ではいかがでしょうか。

僕は、これは誰か一人が悪いとかそういう問題ではないと思っています。日本の企業文化として、正しい意味での管理職(管理とケアが出来るマネージャー)を育成してこなかったことに起因しているのだろうと。

日本企業の多くでは、例えば営業部門では、営業成績が優秀な人材を管理職にすることが多いですよね。彼は売る力は素晴らしいけれど、管理職にふさわしいかどうかは分からないのに。また、同時に管理職は何が出来たらゴールなのか、を定義していない。だから、多くの営業部門の管理職は、プレイングマネージャーになって、部下の管理とケアをすることよりも、自分の部門の実績に奔走する。銀行で、いくらの定期預金を獲得するか、なんてのも、課長が部下の不足分を担うことに奔走するのと同様ですね。(優秀なSEを管理職にしたら、途端に病気になってしまったなんていうのも、IT業界には多いですね)

業種、職種によっては、通勤時間なんて無駄でしかなく、社内メンバーと社内チャット等できちんとコミュニケーションできてさえいれば、一ヶ月まるごと出社しない、という選択もあり得る時代です。経費や交通費精算のために出社する、なんてのもナンセンスな時代。

とあるファッション雑誌を複数出版している出版社では、ある方面のブランドを専門に営業する人がいて、彼は年に何回かしか出社しない、と聞いたことがあります。それでも、きちんと成果を出しており、上司とはオンライン、電話などでコミュニケーションが取れている。当たり前のようにホウレンソウなんて出来ている。だから、正当に評価されているのだそうです。

自らが働き方改革の実践をすることも大事ですし、部下、同僚がその成果を出すための土壌づくりも、とても重要なことだな、と感じた今日この頃です。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する