一見役に立たないような知識でも役に立つ
»
先日、郵便局で、郵便振替払込み用紙を使って現金で払込みをしようとしたところ、団体が10万円以上払い込む場合は、団体の規約と代表者の身分証明書、代理人の場合はその証明書が必要だと言われて、払い込むことができませんでした。後でネットで調べたところ、以下の記事を見つけました。
平成19年1月1日から「本人確認法施行令」「本人確認法施行規則」が改正されて、10万円を超える現金送金などを行う際には、金融機関は送金人の本人確認等を義務付けられるようになっていたそうです。これは団体だけでなく個人の場合も身分証明が必要ということですね。
こういう知識を事前に知っていれば、郵便局へ行く手間と時間を無駄にせずにすんでましたね。
ところで、現在夏の高校野球がたけなわですが、ちょっと前に甲子園で、漫画の「ドカベン」で描かれていた“ルール・ブックの盲点”が現実になったことが話題になってました。
「ドカベン・ルール」で話題騒然甲子園、まだまだある水島新司の予言的展開
これは、漫画から学んだちょっと変わった知識でも、実際に役立つことがあるという例になりますね。
一見役に立たないように見える知識が、あとで役に立つということはよくあります。そういう意味で、知識を正確に丸暗記して詰め込む必要はないですが、できるだけいろいろな幅広い知識を、頭の片隅にひっかけておくのがいいのではないかと思っています。何かあったときに、そういう知識が学びを深めるきっかけになるし、またアイデアは既存の知識の組み合わせなので、おぼろげでも頭の中にたくさん知識が入っていたほうがアイデアも生みやすくなります。というのが私がクイズや雑学に興味を持っている理由の一つです。