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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

あえてこの時期にガラケーを買う(訂正:もらう)

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私はauの携帯電話を2回線契約しています。通話専用のガラケーA5509Tと、テザリングができるスマホISW11HTです。

現時点で、auは、旧800MHz、新800MHz、2GHzの3種類の周波数を使っています。来年7月の周波数切り替えで、旧800MHz専用機のA5509Tは使えなくなります。すでに都内は新800MHzに移行が進んでいて、例えばITメディアさんが入っているJAビルの地下や地下鉄副都心線の駅は、開業当初から旧800MHzに対応していません。A5509Tが都心で圏外になるのは、不思議な気分です。

A5509Tは6年以上前の古い機種ですが、通話とCメールができれば充分なので、来年夏の切り替えギリギリまで使うつもりでいました。ところが、バッテリーが劣化して中央が膨らんできたのを発見して、早めに機種交換することに決めました。

近所のau販売店に行きました。

春夏発売のスマホやガラケーが「実質0円」で並んでいました。実質0円は、パケット定額を2年間契約すると割引で相殺されて、本体の価格が実質的に0円になるという仕組みです。

4月に一括払い6万円近くで買ったISW11HTが、実質0円どころか「一括0円」になっているのを見ると、複雑な気分です。携帯のモデルチェンジは早いですね。とはいえ、安いからと言って同じ型のスマホを2台持つのは無意味です。パケット定額契約が不要な一括0円のガラケーを探しました。

結局、K009を選びました。定評があった三洋の技術陣が京セラに統合されて開発した機種だそうです。今年の6月に出たばかりの機種であるにもかかわらず、旧800MHz機からの機種変更が一括0円になっていました。

電話帳のコピーやプランの変更など、手続きは30分かからずに終了しました。本来は別売りの充電器や機種変更手数料を含め、完全無料でした。料金プランはau間の通話無料のプランZシンプルを選びました。

家に帰って、着信音等を設定しました。必要にして充分な機能です。一つ想定外だったのは、EZ WINを申し込まなかったところ、ワンセグの初期設定ができなくて、テレビを見られないことでした。ちょっと残念です。この先で必要を感じたら検討することにします。

スマホは便利だと思いますが、スマホ1台にまとめてしまうにはバッテリーが不安です。また、端末側の着信拒否設定や簡易留守番機能を必要としています。このあたりの使い勝手は、ガラケーの方がこなれています。

電話機本体の価格を別にすれば、2台持ちの差額は月々1,000円程度の追加で済みます。当面はガラケーとスマホの2台体制として、ISW11HTの2年縛りが切れる2013年5月に考えることにします。

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左から、A5509T、K009、ISW11HT

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