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【速報】これでオラクルは全部入り

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さきほど米OracleがSun Microsystemsを買収すると発表しました。その直後から、Twitterのタイムラインはこの話題で埋め尽くされました。ちょっとした祭り状態でした。

これでオラクルは、クラウドコンピューティングに必要なキーパーツ -- CPU、サーバ本体、ストレージ、OS、データベース、ミドルウェア、アプリケーション、開発言語(Java) -- を、すべて自前で揃えることができるようになりました。

ソフトベンダーがハードベンダーを買ったわけですから、Sun以外のハードベンダーとの関係に影響が出ることが予想されます。クラウド時代の主要プレーヤーになることができるハードベンダーは、実質的にIBM、HP、Dell、Sunくらいに絞られつつあります。

IBMのDB/2とOracleデータベースは、以前から競合しています。HPのHP-UXとSolarisは競合しますが、HP-UX上で使うデータベースとなると好き嫌いに関係なくOracleを選ぶしかなさそうです。Dellはサーバハードウェアが売れれば文句は言わないでしょう。場合によっては、DellのサーバにSolarisの組み合わせを提案できるかもしれません。

Oracleはこれまで多くのソフトベンダーを買収してきました。もう買収する会社がないくらいです。すでに一部はOracle社内で重なっています。

外野の勝手な見方ですが、いずれにしてもソフトウェアだけでやっていくのは限界で、遅かれ早かれハードウェアまで垂直統合で手がけるしかなかったのではと想像します。ハードベンダーとの競合は、覚悟の上ではないでしょうか。むしろ、Javaをどう扱うかの方が微妙で、神経を使うことになるのではと思います。

これで水曜から始まるOracle Open Worldから目が離せなくなりました。

余談ですが、Sunは、Stanford University Networkの頭文字が由来です。1982年の創業の時から、すでにNetworkを意識していた企業でした。

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