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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

こちらでは120円、40円の価格差は

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マクドナルドのクォーターパウンダーを試してみました。どうせならということで、ダブルクォーターパウンダー・チーズ(490円)にしました。「お肉がいっぱい」でボリュームがあり、食べ終わった後はお腹にたまる感じで満足しました。パンの質は少し気になりました。パティの重さと溢れる肉汁に負けているように思われました。普通のバーガーと同じパンなのでしょうか。

ダブルクォーターパウンダー・チーズは、マクドナルドでは高価格帯メニューになります。少しお高めですが、値段相応の質とボリュームはあると思います。バーガーキングのワッパーウェンディーズのダブル・ウェンディーズと比べて選ぶ楽しみが増えました。

今回はセットメニューではなく、ダブルクォーターパウンダー・チーズ単品とプレミアムコーヒーを注文しました。プレミアムコーヒーは都内では160円になったようですが、我が家の近所のマクドナルドでは120円でした。

マクドナルドは地域別価格になっています。地域によって家賃などの経費が違うことは理解できるのですが、実際に同じコーヒーで120円と160円の2種類があるのは、どうだろうかと思ってしまいました。

永井孝尚さんが、著書「戦略プロフェッショナルの心得 ―ビジネスの現場で、理論だけの戦略が実行できない理由」で以下のように書いています。

ブランドマネジメントの観点では、全店舗で統一した価格戦略を持ち、同一商品はあるタイミングでは必ず同一価格とする、つまりブランド全体で「全体最適」を徹底するべきだったのではないかと思います。

代理店経由での販売もありますので、チャネル戦略との整合性も考慮する必要があります。

「たかが価格、されど価格」

価格戦略は、まさに企業の生命線です。

地域別価格は、都市部は高めになっているそうです。これがどのような戦略に基づいているのか、このまま行けるのか、興味があるところです。

まずは、注文する前に価格を確認しないといけませんね。

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