ソーシャルとリアルの双方を行き来しながら、海外事情を踏まえた情報を発信していくブログ

海外の最新シェア系サービスをまとめたインフォグラフィック&サービス18選

»

このエントリーをはてなブックマークに追加

Shareable_logoweb


海外では2〜3年ほど前、国内でも2010年後半くらいから、シェア系サービスを軸にした画期的なスタートアップが数多く出てくるようになりました。このブログでも何度かシェアをテーマにした記事は書いてきましたが、毎回多くの皆さまにお読みいただき、その注目度の高さに少々驚いているところです。

<最近のシェア系サービス関連記事>

NHKクローズアップ現代「“シェア”~誰かと何かを共有したい~」特集で
紹介された国内サービス7選
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/07/nhk7-fc4b.html

これからの価値観は”3S”なのか? 〜ソーシャル / サスティナブル / シェアラブル〜
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/06/3s-social-susta-d039.html



Infographic_collaborativehome_crop

そんな中、非常に興味深いインフォグラフィックを発見したので、ご紹介します。greenz.jpでも紹介してくれていたのですが、元記事はこちら。最新のシェア系サービスが、一つの家の中でどのようなシーンで使われるかをまとめたインフォグラフィックです。(拡大したい場合はこちら

Collaborative_home


<元記事>
Visualizing The Profit In Sharing [Infographic] - PSFK
http://www.psfk.com/2011/07/visualizing-the-profit-in-sharing-infographic.html

シェアハウスをはじめとして、家具や衣類、車など交通手段、カメラなどの道具、SkillShareのように無形でシェアが可能なものなど、お金や資源を節約するための方法は多岐に渡ります。さらには、利益を得ることができるものもあるでしょう。インフォグラフィックは概要を掴むためには非常に役立つのですが、詳細まで知ることはできないので、今回はこのインフォグラフィックをもとに、海外の最新シェア系サービスを調べてまとめました。かなり長文になってしまったので、お時間がある時にでも眺めてみてください。

アメリカではなく日本でもこんな風に、生活のあらゆるシーンにシェア系サービスが関わる世の中が、すぐそこまで来ているのかもしれません。




<スポーツ用品 -Sporting Equipment->

■NeighborGoods
 http://neighborgoods.net/

http://neighborgoods.net/


”Save money and resources by sharing stuff with your friends.”(友人とモノを共有して、お金とリソースを節約しよう。)というコンセプトの、個人同士で気軽にモノの貸し借りが可能なコミュニティサイト。


How NeighborGoods Works from NeighborGoods on Vimeo.



■SnapGoods - Borrow or Rent the Stuff You Want Safely and Easily
 http://snapgoods.com/

家にあるものを1時間や1日、1週間単位でレンタルできる。

http://snapgoods.com/





<衣類 -Wearables->

■I-ELLA -Discount Designer Clothes For Less
 http://www.i-ella.com/

洋服・アクセサリー・靴などを売買したり、貸し借りしたり、交換できるファッション専門のオンライン・マーケットプレイス。高価なファッションアイテムを割安で買ったり、少額で借りることができる。スーパーモデルやテレビタレントなどのセレブも参加している。

http://www.i-ella.com/



■thredUP -Used Kids Clothing Exchange - where parents swap gently worn, second hand & used kids clothing online
 http://www.thredup.com/

”Clothes don't grow. Kids do.”(服は成長しない。子どもはします。)というコンセプトの子ども服交換サービス。使わなくなったベビー・子供服をシェアできる。

http://www.thredup.com/





<土地・庭 -A Backyard Garden->

■SharedEarth -Shared Earth the Largest Community Garden on the Planet!
 http://sharedearth.com/

農場をシェアすることにより、土地所有者と土地は持っていないけど農作業したい人とを結びつけるサービス。2010年1月からの立ち上げ3ヶ月で2500万平方フィートが登録された、デルの創業者の弟でベンチャーキャピタリストのアダム・デルが発案したサービスとのこと。

http://sharedearth.com/



■YardShare -Landscaping Ideas > Pictures > Front Yard > Garden Design
 http://www.yardshare.com/

土地を持ってる人と、家庭菜園の経験者をマッチングさせて余剰スペースを活用するサービス。

http://www.yardshare.com/





<ガラクタ -One Man's Trash->

■The Freecycle Network
 http://www.freecycle.org/

不用品を引き取ってくれる相手や、ほしい物を不用品として提供してくれる相手を見つけることができるサービス。

http://www.freecycle.org/


■Freegle: Don't throw it away - give it away!
 http://ilovefreegle.org/

Yahoo!グループ上でホストされているEメールのリストを用いて、いらないものを引き取ってくれる人とその提供者を結びつけるコミュニティサービス。イギリスの慈善団体やNPO、コミュニティが参加するように奨励されている。

http://www.ilovefreegle.org/





<専門グッズ -Pro Tools & Equipment->

■Rentcycle | the online rental marketplace
 http://www.rentcycle.com/

近くのレンタル業者を検索することができるサービス。地域ビジネスのオンライン化の最たる例とも言える。

http://www.rentcycle.com/



■Zilok - Rent anything, On-line! Rentals from Businesses and Individuals.
 http://us.zilok.com/

自分の持っているものなら何でも貸すことができるという、2007年フランス発の老舗サービス。

http://us.zilok.com/





<スキル&日常の雑務 -Skills & Chores->

■Skillshare — Classes to learn anything from anyone
 http://www.skillshare.com/learn

http://www.skillshare.com/learn


「教える」と「学ぶ」をつなぐオンラインプラットフォーム。分野を問わず、他の人に共有したい知識・スキルを持つ人が講座や教室の告知ができ、学びたい人もサイトで気になる講座をチェックし、予約まで行える。個人的にも、ぜひ世の中に広がっていってほしいサービス。

What is Skillshare? from Skillshare on Vimeo.



■TaskRabbit - Neighbors helping neighbors to get tasks, errands, and small jobs done.
 http://www.taskrabbit.com/

ショッピングの代行から家具の組立て、庭仕事や犬の散歩など、日常の細々とした作業を気軽にアウトソースできるサービス。10〜15ドル程度からオーダーができる。

http://www.taskrabbit.com/





<寝床 -A Spare Bed->

■Airbnb -Vacation rentals, private rooms, sublets by the night - Accommodations on Airbnb -
 http://www.airbnb.com/

http://www.airbnb.com/


言わずと知れた、Webを通して部屋を貸したい人と宿泊したい旅行者を結びつけるサービス。2010年1月に約10万泊だったのが、12月時点で80万泊と、2010年の1年間で800%増というのは驚くべき実績。



■Crashpadder -Short lets, flatshares & holiday rentals - Crashpadder, stay with a local
 http://www.crashpadder.com/

Airbnbと同じく、個人が自宅を旅行者に有料で提供できるソーシャル・プラットフォーム。過去2年間でAirbnbの競合と言えるスタートアップが10社ほどあるが、その中でも特に有力。

http://www.crashpadder.com/





<DVD&本&ゲーム -DVDs,Books & Video Games->

■Swap.com – Trade Books, CDs, Video Games, Movies, Find Swap Events
 http://www.swap.com/

ゲームや本・音楽・映画をシェアすることに特化している物々交換サイト。今でこそこういうサービスもかなり増えたが、10年以上前からある大御所的なサービス。

http://www.swap.com/



■Murfie Music | Free Your CDs!
 https://www.murfie.com/

CDを売ったり交換したりするためのプラットフォーム。

https://www.murfie.com/





<駐車場&交通手段 -Parking & Transport->

■RelayRides -Neighbor-to-Neighbor Carsharing
 https://relayrides.com/

2008年創設の個人間カーシェアリング・サービス。車の持ち主が使っていない時に自分の車を貸し出しを仲介してくれる。

https://relayrides.com/



■ParkatmyHouse -Parking Spaces, Driveways and Garages for Rent
 http://www.parkatmyhouse.com/

イギリス発の駐車場の貸し手と借り手のマッチングサービス。地名を入力すると近場で空いている駐車場を一覧でき、値段・地下鉄の近さ・24時間対応可能かなどの情報もチェックもできる。

http://www.parkatmyhouse.com/






最後に、少し前のものですが、シェアリング・エコノミーをわかりやすく表現してくれている動画があったのでご紹介。2010年末に出版された書籍「シェア~〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略」の原著「WHAT'S MINE IS YOURS」のプロモーション・ムービーです。


<翻訳>

WHAT'S MINE IS YOURS(邦題:シェア)
レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース著(NHK出版刊)


2008年にサンフランシスコに住む3人の友だち同士があるアイデアを思いついた。自分の家の余ったスペースを貸し出せるようなマーケットを作れないだろうか?

2010年には、157か国で15万人を超える住人たちがAirBnBを通して宿主になっている。

ニューヨークにあるロフト部屋からスコットランドのお城、そしてハワイにある3棟の別宅まで、ピア・ツー・ピア(個人間)で貸し出されているのだ。

AirBnBのようなビジネスが、ますます一般的になってきている。


人々は自分で自動車を所有することをやめて、カーシェアサービスZipcarのメンバー[ジップスター]になっている。

何十万というDVD、本、ビデオゲーム、服、おもちゃが毎秒のように物々交換されている。使われずにそこらへんに放っておかれるよりよっぽどイイ。

何万人という人たちが、ガーデニングの相手を探すプラットフォームに参加している。自分で作物を育てたい人と、シェアできる土地を持っている人を結びつけているのだ。

ピア・ツー・ピアでのお金の貸し借りは、パーセンテージで見ても優秀。たとえば銀行やクレジットカードと比べて貸し手は9.5%以上の利子がつく。

毎日のように、世界中で、私たちはシェアをして、コラボしている。

しかも、かつてなら考えられなかった規模と方法で。

いまここで、何が起こっているのだろう?


「コラボ消費」

昔ながらの共有、物々交換、貸し借り、取引、贈与、交換が、テクノロジーとピア・コミュニティによって生まれ変わっている。わたしたちは今や地球村の住人で、そこでは個人間で効率的に物々交換をするための限りないマーケットが広がっている。

そこで交換できるのは「SPACE(空間)」「STUFF(モノ)」「SKILLS(技能)」「TIME(時間)」「RELATIONSHIPS(関係性)」。そして、生産者と消費者の間でのサービス、売り手と買い手の間でのサービス、貸し手と借り手の間でのサービス、お隣さん同士でのサービス。

昔ながらの考え方や市場慣行が作り変えられて「ビッグ・シフト」が起こっている。20世紀はハイパー消費の時代。21世紀はコラボ消費の時代だ。

これは新しい時代。知らない人同士の信頼関係がつくり出すもの。「所有」から「アクセス」へ。そして「より多くのモノ」から「かけがえのない体験」へ。それが、あなたのコミュニティのためにも、ビジネスのためにも、そして地球のためにもなる。



<参考記事>
『シェア』で紹介された133サイトをリストアップしてみた|Nomad Worker Style
http://www.nw-style.com/2010/12/133.html




7月29日に開催されるSHAREカンファレンスが楽しみです。レポート記事は必ず書きますので、その際はご覧いただければ幸いです。

※イベント参加レポートを追記しました!(2011/07/31)
SHAREカンファレンスで登壇した国内発世界を目指すシェア系サービス9選とシェアのこれから
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/07/share9-53f9.html



<最近の人気記事>

インターネットの今と未来がステキなグラフィックと音楽でまとめられている動画
「Digital Life: Today & Tomorrow」
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/07/digital-life-to-d08f.html

NHKクローズアップ現代「“シェア”~誰かと何かを共有したい~」特集で
紹介された国内サービス7選
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/07/nhk7-fc4b.html

20歳を過ぎても遅くない ”勇気ある失敗”を
http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/06/20-5145.html


ご意見やご感想、関連情報などはFacebookページ「@cafe(アット・カフェ)」にてお願いできればと思います。お気軽にコメントいただければ幸いです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


ソーシャルメディアや海外情報など、加藤たけし&佐藤茜( @AkaneSato )夫妻の Facebookページ @cafe(アット・カフェ)こちら

※はじめての方はこちらをぜひご覧ください → 自己紹介 / このブログの紹介はこちら


【ソーシャルメディア・アカウント】

Facebook:http://www.facebook.com/takeshi.kato1204
Twitter:http://twitter.com/takeshi_kato
プライベートブログ:http://take1204.blog7.fc2.com/
Facebookページ:http://www.facebook.com/atcafe0920
mixi:http://mixi.jp/show_profile.pl?id=3208596
キーワード:ソーシャルメディア、コミュニティ、読書、教育、地域活性
テーマ:ひとりじゃできないこと、みんなでやる。


【株式会社ループス・コミュニケーションズ】

ホームページ:http://www.looops.net
Facebookページ:http://www.facebook.com/looops.net
Twitter:http://twitter.com/LooopsCom
Ustream:http://blogs.itmedia.co.jp/socialreal/2011/07/ustreamlooopstv-7955.html


【ループス メンバーのブログ一覧】

In the looop(CEO 斉藤 徹):http://blogs.itmedia.co.jp/saito/
ショック・アブソーバー(副社長 福田 浩至):http://blogs.itmedia.co.jp/kojifukuda/
ソーシャルアプリ・インパクト(岡村 健右):http://blogs.itmedia.co.jp/kensuke/
Looops 直人の備忘録(許直人 旧姓:岡村):http://looops-lab.com/naoto/
masamikito's posterous(鬼頭 正巳):http://masamikito.posterous.com/
SS the WORLD(北野 達也):http://blogs.itmedia.co.jp/sstheworld/


【担当書籍】

以下5冊の書籍担当です。こちらに関するご感想もお待ちしております。

1.ソーシャルメディア・ダイナミクス(毎日コミュニケーションズ)
2.ひとつ上のFacebookマネジメント術(技術評論社)
3.仕事を成功に導くFacebook活用術(ソフトバンク クリエイティブ)
4.Facebookブランディング(翔泳社)
5.まったくの初心者でもFacebookをビジネスで使いこなせる本(日本実業出版社)

 

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する