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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

柴田励司さんに学ぶ・・・校長は何をやっているんだ2

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柴田励司さんを(経営者(ビジネスマン))尊敬している。一度、講演会でお話を聞き、すぐに会社にメールを送り「素晴らしいお話をありがとうございます」とお伝えし、それ以来、柴田さんが毎週出しているメルマガを読み続けている。

今日のメルマガは「一社員の問題と思うことなかれ」と経営者へのメッセージ。「悪しき行動は特定個人の問題ではありません。それを寛容してしまう風土がそこにあるはずです。・・・経営者の皆さん、課長層の言動に注意してください。上司への言動は問題ないはずです。部下への言動です。不誠実な言動をとっていれば、その不誠実が一般化します。」(Indigo Blue メルマガ 柴田励司の人事の目 第915号)

おりしも、昨日このブログで「校長は何をやっているんだ」と書いたばかりで、あまりにもタイムリーに同じ内容が柴田さんから発せられた。

学校では教師から生徒へ「不誠実な言動」(体罰))があり、会社では上司から部下への不誠実な言動が同じようにあるのが現実。この問題は学校だけにとどまる話ではないのだろう。昨年は、プロ野球の日本ハム球団で、残念な暴力問題や人種差別言動があったが、球団は何事もなかったのようにこの問題をスルーしてしまった。

経営者(校長)はそれを許さない風土を作るのが仕事なのだ。学校経営は大変な仕事であるだけに、校長に期待するものは大きい。全国の校長先生、生徒をお守りください。

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