組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

どこに視点を置くか

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視点をどこに置くか

最近では、その傾向はやや薄くなったが「中国人観光客による爆買」がよく報道された。

この行動は、日本人にとってあまり良い印象はないだろう。大挙して店に押し寄せ、大量に物を買う行為に眉をひそめた人も多いだろう。

しかし、こうした行為を私たちは批難できるのだろうか・・・

バブル前、バブルピーク時に、主に若い女性が外国へ旅行しブランド品を買い漁り、現地の人に「何をしにパリに来たのか・・・」と呆れられたのは日本人だった。

それを忘れ、「爆買い」を批判・批難することはできないだろう。本質的には同じ行為だ。

こういうことは、国や個人が成熟期を迎え消費力が向上する過程で起きることなのだ。その時、その一点だけを切り取って現象を理解しようとするのは危うい。

歴史という時間の中で、物事を捉えようとすべきであろう。

現在に視点を当てるだけでは、真の姿に近づけない。過去にさかのぼって物事を見ようとしたときに、やっと今の姿が見えてくる。

今を見る。今だけを見ない。

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