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プロジェクトの資金の半分を企業が提供するREADYFOR?の「マッチングギフト・サービス」

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クラウドファンディングのプロジェクトの半分を一般の人が支援、残りの半分を企業が支援する仕組み、READYFOR?の「マッチングギフト・サービス」を紹介します。

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マッチングギフト・サービスは、2013年6月4日にアサヒグループホールディングス株式会社による支援を第一弾としてスタートしたサービスです。

プロジェクト実行者に次の道を開く

マッチングギフト・サービスは、READYFOR?を通じて資金調達を達成したことのあるプロジェクト実行者が対象のサービスで、2回目以降のプロジェクトに企業が資金提供をします。

支援企業は、実行済みのプロジェクトから支援したいものを選んで、2回目以降のプロジェクトを実行者と共同で立ち上げます。そして、プロジェクトの半分の金額を一般の支援者から集め、残りの半分の金額を支援企業が提供する仕組みです(一般の支援者から半分の金額を集められなかった場合は不成立で企業の支援も受けられません)。

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良質なプロジェクトの実行者には次のプロジェクト成功への道を開き、支援する企業はCSR活動の一環とすることができる面白い仕組みだと思います。また、比較的大きな資金を集めることが難しいクラウドファンディングの仕組みを変えることになるかもしれませんね。

第1弾はアサヒグループホールディングスが支援

第1弾は、アサヒグループホールディングスが支援する以下のプロジェクトです。すでにプロジェクトは成立しています。

日本で最初にクラウドファンディングを開始し、CAMPFIREと並んで先駆者であるREADYFOR?がこのような新しい仕組みに取り組むのは価値のあることだと思います。良質なプロジェクトには、企業を巻き込み比較的大きな資金も調達できる仕組みになるといいですね。

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