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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

OS-0002:起業に向けた組織形態

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OSはOrganization Structureの略。
ドラッカー大先生の「客観的に見て、今後、事業にとって何が重要かを考えろ」、「自分(創業者)の強みは何か。事業にとって必要なことのうち自分が貢献できるものは何かを考えろ」(「イノベーションと起業家精神」第Ⅱ部第15章)というアドバイスを参考にしつつ、KAIZENエンジンを開業させるためにどんな組織形態が必要か、考えてみました。

こんな感じでしょうか(organization02.pptをダウンロード)。総勢20名程度。

今泉がこのなかでやれるのは、戦略策定コアチームの一部、人事(お声がけ)の一部、資金調達の一部、事業開発(提携案件)の一部、組織ガバナンスの仕組み考案、そのほかあれこれちょぼといったところです。あとは非常に優れた能力をお持ちの方々に全面的に頼らざるを得ません。

アプローチは色々あると思います。基本的には以下の4パターンでしょうか。

1. 最高経営責任者を含めて、大半の人的資源をご供出いただける企業の代表者さんにご依頼申し上げ、今泉は上述の職務をやらせていただくパターン。
2. 事業構築プロジェクトマネジャー~対消費者顧客マーケティング~システム開発~Webコンテンツ開発など、関係性の濃密な業務をブロックとして括りだし、個々のブロックを専門としている会社さんとの提携で実現するパターン。
3. 事業計画をすべてオープンにし、個々の職務で求められるスキルセットを明確にし、インセンティブシステムをしっかりと作り込んで公平なものとした上で、個々の担当者を公募するパターン。
4. 予め外部の専門会社さんにアウトソーシングした方がよさそうな職務については、その方向で考える。ただし、インデペンデントコントラクターの方に依頼する形態もあり。

(ここに掲げた組織形態はあくまでもKAIZENエンジンの具体化を想定したものであり、#1モバイルプロファイル、 #2カスタマーアライブを具体化する際には、それを動かすためのチームがそれぞれ数名~10名程度必要になります。)

本事業の早期の実現を図るには、どれがいいのでしょうか?

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