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コミュニケーションにおける共有知識モデルについて、デザインの観点から考えていきます

SNSとブログの関係性

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Sns_1 ここ数年、SNS(Social Network Service)とブログ(Blog: Web Log)が、IT関係の雑誌のみならず、各種のメディアで取り上げられています。SNSとしては、友達の和を広げる「mixi(ミクシー)」、ブログとしては、自分のホームページを簡単に作成できる「TypePad」が有名ですが、最近では、さらに利便性の高い数多くのサービスが出回り、活用されています。

内容的には、SNSにはブログ機能が備わり、ますます個人間にコミュニケーションやコミュニティの活性化を促進、ブログには画像、映像などの機能が充実してきたことから、芸術性の高いホームページを作成できるようになってきました。これらのことから双方のサービスの境目は、次第なくなってきたようにも思えますが、実際にはその位置づけと関係性は、異なるものと考えています。

また各サービスの普及に伴い、いくつかの問題が指摘されています。
例えば、SNSは「友達の和を広げる」ことは可能なのですが、「友達の和を狭める」ことが、
「心情」にもかかわることから難しいようです。またSNSもブログも、一般的なシステムに
よく見られることですが、機能向上による複雑性が増してきたように思われます。

現在、わたし自身は、mixi (http://mixi.jp)、エキサイトブログ (http://www.exblog.jp)、
そしてこのITmediaブログ (http://www.itmedia.co.jp)の 各ブログ&SNSを、
用途に応じて使い分けています。

各社の「囲い込む」中に入り込むこともひとつの考え方ですが、
むしろ目的を明確にした上で、これらを組み合わせていくことが、
賢明な選択なのではないかと思います。

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