共同通信のiPS報道でのニュース改ざん事件、訂正説明無しの全文差し替えはジャーナリズムの死そのもの
ジャーナリズムとは?なんて大上段に振りかぶるつもりはありませんが、記録(ジャーナル)を残して真実を浮かび上がらせることは大事だと思います。しかし、報道したことを断り無く書き換えて差し替えてしまったらどうなるか?それはジャーナリズムの死、自殺でしょう。それをやったのが、共同通信のiPS報道だと思います。
日中に、無茶なことを報道していると非難轟々の記事があり、それを知らせるオフィシャルアカウントのTweetも残っています。しかし、そのリンク先の記事は見出しも本分も違う内容に書き換えられて、まるで無かったかのような体裁です。
https://twitter.com/kyodo_official/status/956397793119166466
このスクリーンショットを取った段階でリンク先の記事は、見出しも本分もまったく違う内容に書き換えられています。元々の内容はGoogleの検索結果プレビューに残っています。
また、元のニュースのスクリーンショットは残っており多くの方が拡散されています。
問題の論文が掲載された科学誌相関に山中氏が深く関与とあるのですが、衆知の事実であり、それが論文不正を助けたかのような報道は多くの批判を集めていました。
それを取り消したのか、取り消してないのか?それは分かりません。ただ、言えることは、その記事を訂正すること無く同じURLで 別の記事に差し替えています。
共同通信は全国の多くの新聞社にニュースを提供しているニュースの元締めなのですが、そのニュースをうける各新聞社の多くも何事もなく、最初から給与全額寄付という違うニュースを報道していたという体裁になっています。
これは、ジャーナリズムの死そのものでしょう。多少のミスをこっそり直すとかいうレベルでなく、書いたことを無かったことにしてしまう。そこに報道機関の矜持も何も無くなった、共同通信はジャーナリズムを殺した、そう確信します。