美濃部、青島、小池ー東京都政は日本のポピュリズムの防御壁
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イギリスのEU離脱に、アメリカのトランプ政権とポピュリズムが世界を跋扈しているわけですが、日本は東京が身を挺して防いでいる。そんな確信が、小池都知事の、築地市場一旦豊洲に移転して築地に戻るという方針で沸き起こりました。移転問題での「アウフヘーベン」という予告があっての方針なんですが、、これには、築地残留・移転を真剣に考えてきた両派から大批判を受けています。
一般大衆は、小池都知事を支持すると読んだのでしょうけど、ワイドショーで語りそうな人たちがことごとく、反対しそうであり、NHKニュースでも街の声でも4人共反対となると、ワイドショーでも批判を受け、世論も押されるかもしれません。
東京都知事選でどうなるかわかりませんが、美濃部、青島とあって小池と、いろいろな政治の演習場を果たしてきた東京都政は、ポピュリズムが国政にまで支配されるのを防いできた「防御壁」かもしれないという確信を深めます。
防御壁として無駄にするには東京都はあまりに大きいのですけど、国全体がおかしくなるのを防げていると思うとまだましな気がしてきました。
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