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2020年に東京でオリンピックを開催すべき、3つの理由

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支持がいまいちといわれる2020年東京オリンピック・パラリンピック招致ですが、実は開催すべき切実な理由が3つあります。

  1. 東京の防災化改造のスピードを上げるのに絶好な契機となること
  2. 震災から立ち直った日本へ多くの方が訪ねて欲しいこと
  3. 世界最大の都市、大東京を世界にアピールすべきこと

です。

まず、防災化改造のスピードを上げるべきことについて。そもそも、都市改造は、既存の木造密集地域の解消とか、津波対策とか長期的取り組みが不可欠なことも多々ある問題なんですが、災害がそれを待ってくれないかもしれません。2020年という近い将来の締め切りを設定し、そこに向けて都市改造のスピードを上げることが可能になります。

あるべき将来の東京像について共通の認識を持ち、力をあわせることでより早く災害に強い都市が作れることでしょう。

次に、震災から立ち直った日本に多くの方が訪ねて欲しいことについて。技術が進み仮想現実空間が広がる中にあっても、実地に訪ねて中に入らないと分からないことが多々あります。周辺も含めた東京大都市圏の、安全性・おもてなしの精神などは来ないと分からないものです。

災害で遠のいた足と意識を変えて、今一度人気の地として、交通規模で言えば世界最大の都市東京の魅力を今一度、この21世紀に認識していただきたい、そう願っています。

最後は、世界最大の都市東京という点。あまり知られていませんが、大東京(東京、横浜、さいたま、千葉)は世界最大の都市圏です。Wikipediaにはいろいろな統計から、都市圏人口の順位が引用されていますが、全部一位は東京です。1964年のオリンピックから50年ほど経ち、大東京圏は多くの地下鉄、新幹線、などなどで大きく発展しています。交通圏的にみて、2位のニューヨークの1.5倍くらい大きな都市東京は世界に類がありません。また、緻密に動く鉄道網の輸送人員でもダントツです。地下鉄だけなら上海に抜かれたかもしれませんが、東京地下鉄、都営地下鉄だけでなく、JR、私鉄、新幹線、横浜市営地下鉄などで作る緻密な交通網は他に例をみません。

オリンピックのチケットもSuica/PASMOに統合し、他にない交通インフラを体感してもらえるとその凄さに感動してもらえるのではないでしょうか?

2020年東京オリンピック招致にシニカルな見方をするのがかっこいいという風潮も感じますが、そういう人は自分たちが受けているインフラの凄さ、貴重さを実感できていないのではないかと思います。外から多くの方が東京を訪れていただくことで、東京に住む我々がその日常の非凡さを知ることができる契機になるオリンピックを迎えられることを願っています。

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