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読者アンケートと世論調査を混同し、極めて偏ったメディアと告白したダイヤモンドオンラインを見守る

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「極めて偏った動画サイト」と批判されドワンゴが強く抗議したばかりですが、今度は、あるサイトが自ら「極めて偏ったメディアだと告白する記事を載せました。ダイヤモンドオンラインのこの記事です。

http://diamond.jp/articles/-/28562

【集中連載】 DOL独自アンケート調査(11月20日~22日実施) 解党決めた「国民の生活が第一」が支持率1位に 背景には“脱原発”と“維新への不信感”か|2012衆院選 日本再生の論点... via kwout

次はどの政党が政権を担うことになるのか――。ダイヤモンド・オンライン(DOL)では、読者(20歳以上の男女)を対象に「2012年衆院選DOL世論調査」を実施した。

で始まるこの記事。「世論調査」というのは言葉のあや程度かと思ったらさにあらず。記事中では、偏りの無い「世論」という前提で、見出しにあるように

解党決めた「国民の生活が第一」が支持率1位に
背景には“脱原発”と“維新への不信感”

と分析しています。

読者アンケートと世論調査は別物で、調査対象の意見の偏りがあったら世論調査にならないなんて、今時は中学生でも知っている常識だと思っていたのですが、どうしてこんな記事がでてしまったのか?

念のために説明いたしますが、新聞社や通信会社などが行う世論調査はRDDと呼ばれるランダム電話番号を選んで回答者を選び出す仕組みを持っています。そのランダムな仕組みがあるとは言っても調査方法が各社違うことが調査結果の違いに繋がっているという話題にはなっています。

そうは言っても、ダイヤモンドオンラインの「世論調査」ほどかけ離れた調査結果は他の大手マスコミでは出ていません。偏った答えが出ているその理由は、偏った人々が答えたから、つまり、 極端に偏った媒体 だ ということの証左にほかならないのです。

そんな、ことも分からずに記事が書かれて公開されたのか?それとも何か思惑があったのか?ひとまず仮説を3つ立ててみました。

  1. 記者と編集長に情報リテラシーが無いため、読者アンケートと世論調査の区別がついてない
  2. 小沢氏率いる「国民の生活が第一」を推したいという動機から、アンケートを世論調査ということにした
  3. 11月のページビューとユーザー数が、人気ライターだった上杉隆氏の連載休止でピンチにあるので、炎上マーケティング狙いで危うい記事を載せた

最後の仮説は、ダイヤモンドオンラインは上杉隆氏の全角空白までまるまるそのままコピペ記事を載せ、その後も連載を私物化する弁明記事まで載せたという失態を犯したことへの皮肉ですが、あながち間違いではないかもという気がしています。

オンライン媒体はページビューというページが閲覧された数とサイト訪問者数(ブラウザのクッキー数)という数字が大事です。これが低落傾向になると広告媒体価値として非常に大きな問題になります。

媒体なので、情報リテラシーが低いからこんな記事を載せてしまったのか非常に疑問です。

編集部のTwitterアカウントに質問してみたのですが、果たしてどんな答えがいただけるのか楽しみです。

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