Facebook は夏のハエ? - ミクシィ、身売りを検討か?
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圧倒的は勢力を持つ豊臣秀吉につくか対抗するか迷った伊達政宗に、「秀吉は夏のハエ」と家臣、片倉小十郎景綱は説いたという逸話が伝わります。一度や二度打ち負かしても、どんどん湧いてきて攻めてくるハエみたいなもので勝てないと。
ソーシャルネットワークとして巨大化して日本にも浸透を強めるFacebookを前にミクシィの経営陣も腹をくくったのかもしれません。グリーやモバゲーなど違う位置づけで発展し、コンプガチャなどの歪を叩かれるまでになった国内のライバルとも差を付けられ、ミクシィはより似た存在のFacebookに発展の道を塞がれているかのように見えます。日経ビジネスに身売り観測の記事が出て
ミクシィ、身売りを検討:日経ビジネスオンライン via kwout
ミクシィ側は否定という、一連のお約束がなされたわけですが、このままでいいと思う株主は少ないことでしょう。
2006年、招待制だからmixiは安心で荒れない という論理が破綻しかけたころ、「NIFTY-Serve帝国衰亡史で占うmixi(ミクシィ)の行方」という提言エントリーを書いたのですが、それから6年、激動の時代によく頑張ったと褒め称えるべきかもしれません。
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