告知: 国内最大級の仮想化イベント: 62のセッションから個人的注目をPick Up
今回は私の勤務先が関係するイベントの告知です。とはいえ、ただの宣伝ではなく、個人的に思う見所をご紹介させていただきます。公式な見解とかではないので、その点はご了承ください。
イベント概要:
62セッション、40社の展示で構成される国内最大級の仮想化イベント
VMware Virtualization Forum 2009
仮想化から始まるクラウドコンピューティングへの道
会場: グランドプリンスホテル赤坂
開催日: 2009年10月20日(火)・10月21日(水)
時間 : 10:00 - 18:30 (受付開始9:00)
対象 : 企業・官公庁の経営企画、情報システム関連部門の方
費用 無料(事前登録制)
詳細と登録サイト: http://www.vmware.com/go/jp-vfw
見所1:注目の巨大システム統合プロジェクトを乗り切られた、三菱東京UFJ銀行常務も参加のパネルカッション
日本中から注目を浴びた世紀のシステム統合(Day2)を無事に乗り越えられたメガバンクの情報システム責任者の方が、x86仮想化をどう考えられているのか、お話が楽しみです。
見所2:テクニカルキーノート、携帯電話の仮想化からクラウドまで
最先端の仮想化をうたう、21日のキーノートは、技術志向の方向けのようです。何か新しい発表とかあると面白そうですが、果たしてサプライズな発表はあるのでしょうか?
見所3:インターナル・プライベートクラウド関連のセッション
昨年との大きな違いを感じるのが、インターナル・およびプライベートクラウド関連セッションの増加です。
社内システムを仮想化(=抽象化)した発展系が、シェアードサービスセンターというか共用資源化であり、社内の管理下にクラウドコンピューティングを構築するという、インターナルクラウドへと自然と発展するというつながりがあるゆえでしょう。社内の仮想化のしくみをホスティングでも提供する動きも強まっており、外部データセンターにクラウドコンピューティング基盤を置く、プライベートクラウドへという方向を実感できそうなセッションが多数あります。
見所4: 具体性があがった事例セッション
「導入してどう成果が出たか」の参考になる事例セッションですが、SAPシステムでとか具体性が上がっているのが今年の特長です。また、一人の情熱を持った人の取り組みでプロジェクトを完遂、という方向から進んで会社の戦略として取り組まれている様子も伺えます。「キリングループの長期経営計画達成のための仮想化戦略」「自治体基幹システムをVMwareへ」「VI3から最新版のvSphereへ移行まで」など、スケール感のある事例が多々紹介されています。
見所5: 盛りだくさんな展示とミニシアター
濃い技術よりのセッションはかなりもう満席なので、技術よりの方にはもう手遅れという感じかもしれませんが、今からでも間に合う対策があります。1対1で心行くまで質問して話せる展示、そして、予約無しで多様なセッションを見られる、ミニシアターがあります。展示は40社で行っているので、半日程度は展示会場で過ごすようなスケジュールで組むのがいいかもしれません。
具体的なシステム構築を探すとかう場合にも、個別に話せた方が各社の比較がしやすいでしょう。
最後に:
オルタナブログデビュー2回目の原稿に「仮想化」というキーワードは入れていたのですが、大人の事情で封印しておりました。それが、安定してオルタナブロガーを続けていけたことで、形を変えてではありますが、こうやって紹介できたことを喜ばしく思っています。イベント当日は裏方の仕事があって思うに任せないところもありますが、初日のキーノートには参加し、そのあと、お昼には展示会場にいられる予定です。当日お会いできることを楽しみにしております。
http://www.vmware.com/go/jp-vfw
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本ブログでの坂本英樹による投稿やコメントは、あくまで個人の主観に基づくものです。現在および過去の勤務先の意見や見解を表すものではありません。