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2−30代の東京の有権者へ 鈴木寛か山本太郎か

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連日選挙の投稿、しかも鈴木寛候補を応援する記事で失礼します。まさか今回、特定候補を応援するネット選挙運動をするなんて思ってもみませんでした。でも今回の選挙は、今の社会の縮図とこれからの未来を示す、僕たちの選択なんじゃないかと感じて勝手に目が覚めて手が動いてます。

日本のネット選挙運動の解禁は、他国と比べてまだまだ不十分です。隣の韓国や台湾では、投票日当日までネット選挙運動ができます。でも日本は、前日までしかできません。だから、こんな特定候補を応援する発信ができるのも、候補者自身が最後の呼びかけができるのも、今日が最後です。

日本の公職選挙法は戸別訪問もできないため、未だに街頭演説が主流で、候補者も支援者もできることが限られてます。個人が特定候補のために広告を出すことも、候補者が個人で広告を出すこともできません。そして候補者以外がメールで選挙活動することもできません。未成年に至っては選挙活動自体禁じられています。

だからといって今までのようにできないことを並べて、何もしないのは間違ってます。今回、部分的にとはいえ、ネット選挙運動が解禁されました。選択肢が少し広がったことで、できることがあります。

けれども、ネット業界に10年以上身を置いている者として、インターネットを健全に、世界をより良くしていくために活かしていきたいと考える者として、何を支持するかはっきりと伝えなければいけないと思っています。

僕たち2−30代の若者で、選挙に行かない最も大きな理由は、投票するための情報が足りないことが課題です。これまで政治に対する教育や考える機会をもっておらず、身近に政治家やヒーローと思える政治家がいない中、選挙に行けば変わるという手触り感がありません。そして、2−30代は忙しい。恋に仕事に、遊びに勉強に。子供や介護、教育や環境問題など考える機会が日常にほとんどありません。

そんな中、定期的にやってくる選挙に関心を持つことは難しく、誰に投票していいのかわかりません。だから、ここで投票するための情報を提供します。これを読んで、少しでも共感したらぜひ友人にシェアして下さい。そして、ぜひ投票会場に向かって下さい。明日、はがきがなくても本人確認書類があれば投票できます。


■情報1:東京選挙区の状況は、残り1枠の争い

東京選挙区(リンク先:候補者一覧)は、定数5に対して20人が立候補する激戦区です。ただすでに、4人の当選が固いと言われています。

今回圧勝が予想されている自民党から2人。公明党の山口代表。そして、反自民の票が集る共産党から1人。

その次のグループとして、

・山本太郎(無所属。元俳優)

・鈴木寛(民主党公認)

・大河原まさこ(無所属。民主党公認から直前で外される)

・桐島ローランド(みんなの党。写真家)

の4人が争っています。

ただ、山本太郎が優勢、鈴木寛がその後を追い、大河原まさこ、桐島ローランドは一歩後退という状況です。

そんな中、鍵を握るのがまだ誰を投票するか決めていないと言われる50%の有権者で、そのほとんどが2−30代です。

今回の選挙、誰を選ぶか決められない人は、この4人から選んで下さい。この4人のうち誰かが当選します。あなたの一票で。他の当確予想の候補は、もうほとんど決まっています。そして、自分の1票の重みをぜひ感じてもらいたい。


■情報2:大河原まさこ・桐島ローランドを選ばない理由

ただ、今回僕は鈴木寛を応援しています。だからなぜ僕が鈴木寛を選ぶのか紹介することで、この4人の中から誰を選ぶか参考にして下さい。

選択肢として悩みましたが、大河原まさこ・桐島ローランドの2人を外しました。

大河原まさこは、民主党公認候補として最優先に選ばれていた方です。生活者ネットワークという地域政党・政治団体の元代表で、民主党からの依頼でこれまで立候補し、強固な地盤で選挙に勝ってきました。ただ、先の都議会選で民主党が選挙区に2人の公認を出したことで惨敗し、その結果参院選の直前で大河原まさこは公認を外されました。本人にとっては非常に悔しく、憤りを感じていることだと思います。そして地域政党としての地盤もあり、活動も積極的なため、無所属でも戦いに挑まれています。

ただ、僕は生活者ネットワークという地域政党がよくわかっていないのと、民主党として誰か1人の政治家を選ばないといけないなら、それは彼女ではなかったという事実としての戦略だと受け止めています。

そして、桐島ローランドはこの激戦区でなければぜひ当選して欲しいと思っています。民間、企業の優秀で熱い想いを持っている人材をみんなの党は比較的しっかり選んでいます。党としてはまだまだ至らないと思いますが、応援している政党です。そんな政党が選んだ彼は、誠実で見た目も中身も伴っている方ではないかと思っています。ネット選挙運動の解禁にも、みんなの党は積極的で、現職の松田公太議員はいつも真摯に耳を傾け、協力的です。

ただ、今回最後の1人を誰にするか選ばないといけない状況において、僕は鈴木寛を選びました。


■情報3:鈴木寛へのネガティブキャンペーン

きっかけは、ツイッターでした。公私ともにツイッター、Facebookを毎日見るのですが、ネット選挙運動が解禁された当日から様々な情報がネット上に流れ、これまでなかった例えば著名人が誰を応援しているのか、誰に投票して欲しいと考えているのか、その理由などが流れてきて、参考にしていました。

ところが、先週後半から特定候補への誹謗中傷や、やることなすこと疑ったり、貶したりする投稿が散見されました。見かねて仲裁に入る方たちが表れ、自浄作用が発生するかと思いきや、その方たちにまで矢が向けられ、誠実に返事や論理的に回答しても全く通用する様子がありませんでした。

インターネットの可能性を信じ、悪意の伝播ではなく、善意とボトムアップによって世界が変わっていくことを期待している者として、またネット選挙運動の解禁キャンペーンに取り組んできた者として、これは見逃せない事実でした。

同じように感じた方々が、声をあげています。





事実ならまだしも、誹謗中傷で本人だけでなく、その先にいる人たちまで傷をつけるような発言や、演説中に鈴木寛が殴られたニュースを見て、自作自演ではないか?というつぶやきまで散見する状態です。

とにかく勝つための選挙戦としては正しいのかもしれません。反原発の対象として、また市民活動家として悪しき政治活動の対象として鈴木寛を攻撃する。リアルな選挙活動だけならこれまでもあったのだと思いますが、ネット選挙をそんなネガティブキャンペーンに活用されるのを黙って見てられませんでした。


■情報4:これだけの人が鈴木寛を応援している

何も利権のない、今回民主党を支持していない多くの著名人が鈴木寛を応援しています。

・ビジネス
三木谷 浩史(楽天)、大前 研一(ビジネスブレイクスルー)、見城 徹(幻冬社)、樋口 泰行(日本マイクロソフト)、藤田 晋(サイバーエージェント)、堀 義人(グロービス)

・スポーツ、音楽
岡田 武史(元サッカー日本代表監督)、河村 隆一(歌手)、平尾 誠二(元ラグビーに本代表監督)

・政治、教育
米倉 誠一郎(一橋大学教授)、金子 郁容(慶應義塾大学教授)、立谷 秀清(福島県相馬市長)、内田 樹(神戸女学院大学)

・NPO、社会起業家、中間支援
坂之上 洋子(経営ストラテジスト)、湯浅 誠(活動家)、宮城 治男(ETIC.)、駒崎弘樹(フローレンス)

他にも多くの方が、すずかんを応援する会として名を連ねてます。

これだけ様々な人が応援している政治家も珍しいのではないでしょうか?今期、法案の成立率1位で、冠婚葬祭の挨拶にはほとんど出向かない、2−30代の社会起業家や学生イベントには積極的に参加してくれるような方です。

ネット選挙運動の解禁は10年以上前から取り組み、超党派でスポーツ基本法を制定、日本人や教育には詰め込み教育ではなく、熟議が大切だと啓蒙活動につとめ、社会起業家やNPOが表舞台で活躍できるようにサポートされてきました。

そんなネット選挙運動の解禁の功労者で、若者のための政治を貫いてきた鈴木寛がネガティブキャンペーンと若者が投票に行かないことで、今落選しようとしているのです。

今日・明日、忙しい2−30代も選挙について考え、政治系サイトや候補者のサイトをチェックすると言われています。この記事が誰に投票するべきか選ぶ助けになれば幸いです。

ぜひ、みんなで鈴木寛を当選させましょう。よろしくお願いします。


お時間ある方は、こちら先日書いた記事も参考まで。
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