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教育改革って何よ?

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冒頭から宣伝でなんですが、僕がフレッシュアイにて書いている社長ブログ@fresheyeが、日本ブログ大賞ビジネス部門にノミネートされています。今、第1位から大きく離されて第5位です。

もし、お時間がありましたら是非ご一読頂き、マアマアかなあ…と思ったら投票していただけると幸いです。

さて昨日、プロジェクトリーダーの話から、日本の義務教育にリーダー育成というコンセプトが欠如していることに言及をしました。今後はどうなのか?について、昨年10月にまとめられた中央教育審議会答申と、それを受けて作成された「教育改革のための重点行動計画」をチェックしてみました。

結論からいいますと、リーダー養成についてのニーズ認識&具体策が明示的には、表現されていません。それ自体も嘆かわしいのですが、むしろ答申&重点行動計画の曖昧さに驚きました。

まず、~審議会の答申、お役所ドキュメントの特徴なのでしょうが、フィロソフィーがない、現状分析と問題点の抽出がない。結果として、具体案がない。

「国際社会の中で活躍できる心豊かでたくましい人づくり」というのが究極の目的らしいのですが、「国際社会」「活躍できる人間の要件」「心豊か」「たくましい」は、全て未定義。理想形の定義が明確にされていないので、それに行き着く方法も曖昧模糊。

また、ドキュメント内容は意味不明な単語のオンパレードで、例えば以下…

義務教育の目標として、一人一人の国民の人格形成と国家社会の形成者の育成の二点に集約することができ、この両者の調和のとれた教育を実現することが必要である。

「人格形成」と「国家社会の形成者の育成」って、対立概念なの?まあ、元々この2つからして、未定義なので意味は不明ですが…この2つの調和をとるってどういう意味なのかなあ。そして調和をとる為に有効な教育手段って何?この文章が、「義務教育の目標の明確化」という項目の中身だというのは、性質の悪いジョークです。全然明確になってないよ。

また、ニート、「キレる」言動などを問題視し、重点行動計画に盛り込んでいますが、例えば少年非行は毎年減少をしていますし、「ニート」「キレる」言動も、マスコミでは取り上げられていますが、数値的に文部科学省が注力すべきマグニチュードをもっているか・・・?は、よくわかりません。(少なくとも見た資料からは)

「国際社会の中で活躍できる心豊かでたくましい人づくり」が究極の目的であるならば、

     日本の歴史と文化に誇りを持ち、日本語でも英語でも語ることが出来る

     他国の歴史と文化に関し知識と理解と尊敬の念をもつ

     日本語でも英語でも、クールにロジカルに自らの信念を語ることが出来る

     様々な環境に適応し、耐えることができる体力と精神力をもつ

などというのが、僕のぱっと思いつく要件ですが、恐らく天皇制、日の丸、君が代、現代史の総括、優劣と差異の違い…等これまでタブーとされている項目に抵触してしまうので、当たり障りが無く茫洋とした記述に終始してしまうのかもしれません。

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