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ネットベンチャー経営の合間に、感じたこと、考えたことをダラダラ書きます

FY06のサービス戦略を作っています!!

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ず~っと引き続いて、頭の疲れが取れません。複雑なことを考えると、頭が痛くなります。今、取り組んでいる課題は、FY06のサービス戦略なのですが、旨く頭が働きません。 

テーマは、ずばり、FRESHEYE NEWSWATCHのインフラを使って、どのように成長の柱となるサービスを構築して販売するかです。

このインフラは、高速巡回ロボット、検索、リアルタイムフィルタリングエンジン、同一記事判定エンジン、各種DBマネジメント技術などの複合体で、既にインデント案件としてこれらを利用したアプリケーションは成約したり、引き合いがあったりしています。

これらインデント案件を、整理し、また今後フレッシュアイに付加していく各種サービス機能をオンする形で、どうやって標準化した、大きなマーケットを作れる、ある意味普遍的なサービスを構築できるかを考えているわけです。

この場合、重要な点が幾つかあって
1. 標準化した普遍的な価値があるサービスにする
2. サービス構築までの期間が、そんなに長くはない(つまりこれまでやってきたことか、既に予定が見えている開発項目の組み合わせ)
3. ユーザー候補企業が購買可能な価格感
4. 将来、アップグレイドが可能

1に関していうと、ある程度普遍的な価値がないと、非常に小さなマーケットしかないので、大きな広がりは見せないのでだめ。また、仕様をある程度フィックスし、標準的なサービスにしないと、手間ばかりかかって、収益を圧迫することになりかねない。

2は、どんなにいいコンセプトでも、2~3年後なんていうサービスは、ウェブ業界ではありえない。 弊社の置かれている状況も、早期に次の成長フェイズに移行することが必要です。ウェブ業界は、成長しないと、資金調達できないし、資金調達できないと、必要な時期に必要な投資ができないので成長できない…という難しいゲームです。

3は、やはり幾らいい物でも、月額1千万円のサービスを買う企業はいないでしょう?という点です。弊社のように、月額運用費を積み上げていくサービスモデルにおいては、自ずと想定価格感は決まってきます。

4は、販売したサービスになんらかの価値を付加することにより、更なる価値を増す→追加の売り上げが計上できるような、メカニズムのビルドインが、サービス戦略には、必要ということです。そうでないと一過性の成長に終わってしまいます。

ということで、中々複雑で、難しい話なのですよ。しかし…頼みの脳細胞がどうも疲れがとれないようで、難しいことを考えると拒否反応を起こしてしまいます。頭の中に、手を突っ込んで、丁寧にマッサージしたいくらいです。ほんと、困ったな。

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