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オンライン・ショッピング時代の勝者と敗者・・・英国篇

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イギリスでは、オンライン・ショップが好調で、小売店舗を持たない"Non-Shop"というカテゴリーの販売は、この7-8月に6.3%も増加したそうです。

イヴニング・スタンダード紙は、オンライン・ショッピングの時代における、小売業の勝者と敗者として、以下の小売りチェーンを分析しています。

勝者・・・オンラインショップが好調
John Lewis(百貨店)
http://www.johnlewis.com/

Tesco(スーパー)
http://www.tesco.com/

敗者・・・店頭販売が減少
HMV(レコード量販店)
http://www.hmv.co.uk/

Dixons(家電量販店)・・・オンラインへのシフトを急いでいる
http://www.dixons.co.uk/

Woolworths(家庭雑貨販売)
http://www.woolworths.co.uk/

結論はまだ・・・
Argos(カタログ・ショップ)・・・オンラインへのシフトを急いでいる
http://www.argos.co.uk/

サバイバー
Marks & Spencer(スーパー)・・・小売り部門が健闘している
http://www.marksandspencer.com/

オンライン・ショッピングというと、家電・コンピューター製品、旅行、本が3大商品だったのですが、最近は、衣料、生活用品、家具が加わりつつあるようです。John LewisとTescoは、最近、配送用のトラックをやたらと街で見かけるようになりました。配送システムを外注ではなく、自前で持つことが、小売りのオンライン・ショッピング成功の秘訣(少なくともイギリスでは)かもしれません。

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