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日本語の発声法は英語の発声法と違う

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先日、ロンドンで歌舞伎の公演が行われたので観てきました。日本にいた頃は、歌舞伎なんて興味はなかったのですが、海外で暮らしていると、かえって日本文化に対する関心が高まるものです。

http://www.sadlerswells.com/whats_on/2005_2006/kabuki_syn.asp

歌舞伎については、あまり知識が無いので、演目の出来についてはよくわからなかったのですが、ぼんやりと歌舞伎を観ながら思ったのは、日本語の発声法は、英語を始めとする欧米語のそれとは違う、ということです。

歌舞伎とか、あるいは浪曲のような日本の古典芸能では、演者は、のどの奥から絞り出すような感じで話します。これに対して、欧米の舞台役者とか、オペラ歌手は、頭のてっぺんから頭蓋骨を響かせるような感じで発声します。これと同じように、普通の日本人は、のどから絞り出すように話し、普通の欧米人は、頭のてっぺんから声を出している・・・のではないかと。

おそらく、こういう違いは、ラジオやiPodなどの、電気的な処理をした音声では、わからないことだと思います。小学生に英語を教えるにしても、イギリス人やアメリカ人が実際に話す英語を、たっぷりと聞かせないと、あまり意味が無いかな、とも思います。

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