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旅とIT ~また続き

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格安航空会社の航空券は、すべてが格安というわけではありません。初めの何席かは、この値段、次の何席かは、この値段という風に、段階的にあがっていきます。

だから、安いと思ったチケットが、翌日に見たら値段が上がっていて、あせって予約してしまう、なんていうこともあります。

また、さまざまなイベントのある時期は、高めに値段が設定してあったりします。だから、「格安の席もある」というのが正確かもしれません。

また、スタンステッド空港などのロンドンから離れた空港を使用することが多いため、そこに行くまでの電車代、バス代、タクシー代などの交通費が余計にかかります。また、旅先に夜遅い時間につくと、その分、現地で一泊多く宿泊費を払わなければなりません。

だから、格安と思って、いざ旅に出ると、いろいろとお金がかかってしまうこともあります。

それでも、イージージェットなどの格安航空会社の登場が、既存の航空会社に与えたインパクトは大きく、ブリティッシュ・エアウェイズやエール・フランスの欧州便は、だいぶ安くなったような気がします。

また、インターネットで片道ずつ予約できるため、時間や料金を調べながら、行きはヒースロー空港発、帰りはスタンステッド空港着というような、旅程を組むこともできるようになりました。そういう意味では、かなり便利になったと感じています。

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