サムスン8メガカメラ携帯の謎
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先週開催された3GSMで、韓国のサムスンが8メガピクセルのデジタルカメラを搭載した携帯電話を展示していました。
なんか凄いですよね。デジカメの画質というのは、画素数だけではなくて、レンズとのバランスとか、全体の構造なんかで決まると思うのですが、「8メガカメラ携帯」というフレーズには、そんなことを言わせない迫力があります。
健康飲料のCMで、「タウリン1000mg」と叫ぶというのがありますが、あれも「タウリンって何よ?」とか、「それが1000mgあったらどーなるの?」とか、そういうことを言わせない迫力がありましたよね。
「8メガカメラ携帯」というフレーズには、それと似た迫力があります。ただ、問題なのは、3GSMで展示されていた「8メガカメラ携帯」の試作機で、実際にどういう画像が撮影できるのか、つまり、パソコンの画面に表示させたり、プリントしたらどうなるのか、という点がさっぱりわからなかったことです。
昨年のCeBitでも、サムスンは、「7メガカメラ携帯」(左の写真)を展示して、世界中のメディアが報道したのですが、実際に、どういう画像が撮影できるのかは、わからずじまいでした。 サムスンって、こういう話題づくりがうまいんですよね。
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