プログラミングでメシが食えるか!?

あらためて自分用カスタムIEMの作成:その3

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前回の続きです。

とりあえず仕上げましたので、通勤電車の中で数日使ってみたのですが、やっぱり音質に不満が。。

先送りしていた2kHz〜5kHzあたりの盛り上がりが耳につくのです。

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ということで、フェースを剥がして回路の調整です。高音用に2.2uFのコンデンサーを直列にしていたのを、1.0uFに。さらに、低音用に22uFのコンデンサーを並列に入れます。高音用のコンデンサー変更はわずかに低い周波数側を下げる程度です。

d3-change-low.jpg

元の低音用2ドライバーの状態が赤い線で、細いチューブでハイカットしていますが、3kHzあたりに山ができてしまっているのを、22uFを15Ωの先に並列に入れてローパスフィルタとして、青い線のように山を消しました。

d3-change.jpg

3個の状態で比べると、以前の赤い線に対して青い線の2kHz〜5kHzあたりが少し下がっています。これで低音側と同じくらいにはなりました。グラフだと大した違いでないと思うかもしれませんが、このあたりは人間が一番良く聞こえるあたりですので、特にボーカルなどの感じがかなり変わります。

まあ、1kHzあたりが下がりすぎという気もしますが、これがドンシャリの元ですし、低音の迫力を楽しむにはここが下がっているのがポイントです。

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さらに、写真ではわかりにくいのですが、高音側の伸びが物足りないので、高音用ドライバーからのチューブを削り、開口部を広くしました。同じ径のチューブが長く続くとそれ自体で癖が出てしまいますので、特に高音側は開口部を広げると良くなります。

d3-tube-cut.jpg

微妙な違いですが、青い方が加工後です。少しだけ高い方が伸びた感じでしょう。このくらいでも聞いた感じではそれなりに変わります。

ダイナミック型は振動面が薄くて繊細な音が出ますが、前後の空気の圧力の影響を受けやすく、特に耳に導くチューブが難しいと毎回感じます。低音は空気感が出やすく、ハイカットさえすればチューブもあまり気にしなくて大丈夫なのですが、高音はやっぱりBA型の方が扱いやすい感じです。

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フェースを剥がしたりしたため、ちょっと仕上げが悪くなってしまいましたので、あとでノンビリとヤスって再コーティングしておく予定です。

次はやっぱりBA型かな・・・?

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