プログラミングでメシが食えるか!?

ゴルフ練習場のシステム

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私の会社ではIT関連システムだけでなく、ゴルフ練習場のシステムも開発販売していますが、従来、私は直接関わっていないことが多く、ブログでもあまり紹介していませんでした。ここ数年でゴルフ練習場のシステムでもICカード化が進み、IT関連の重要性が高まり、私もかなり関係する状態になってきました。

ゴルフ練習場の仕組みは現在でも様々なタイプがあります。私が実際に見たものでは、

・スタッフにボールを頼んで持ってきてもらい、お金を支払うタイプ
 バンコクの練習場はこのタイプでした。ボールだけでなく、飲み物や食べ物でも何でも頼めば持ってきてくれますが、別途チップは必要です。

・ボール販売機用のコインやプリペイドカードを購入し、ボールをカゴで打席に持って行って打つタイプ
 打席で手でボールを置くタイプと、ティーアップ装置にボールを流し込んでおくと自動でセットしてくれるタイプがあります。

・プリペイドカードを打席で挿入すると、決まった球数打てたり、決まった時間打てるタイプ
 ここからはボールを自分で運ばなくて良いタイプです。プリペイドカードは使い捨てで、パンチ穴でどのくらい使ったかが分かるタイプや、書き換え可能な印字で残高が分かるタイプなどがあります。

・ICカードに金額をチャージして、決まった球数打てたり、決まった時間打てるタイプ
 ICカードは使い捨てではなく、利用者が持ち続けて利用します。ビジター向けにその回だけ使えるICカードを発行するタイプもあります。

ゴルフ練習場では、球貸しと時間貸しがあり、混む時間帯は球貸し営業が主流で、単位時間あたりできるだけたくさんボールを打ってもらうことで利益が増えます。自分でボールを運んだり、1球ずつ手でボールを置くより、自動でどんどんボールが出てくるシステムの方が当然お客さんはたくさん打ってくれる可能性が高くなりますし、便利なので、来客数が多い練習場は自動でボールが出るタイプを導入したくなります。

プリペイドカードは磁気カードを使いますが、実は既に磁気カード関連装置は製造中止になっているものが多く、身近な例では鉄道でもかつてはオレンジカードがプリペイドカードでしたが、今ではスイカなどICカードに置き換えられています。ゴルフ練習場でも磁気カードは今後の装置供給の問題もあり、ICカード化が進んでいます。もっとも、経営熱心な練習場ではICカード化は別のメリットがあります。プリペイドカードは金額分カードを販売するだけですので、顧客管理が基本的にはできませんが、ICカードは発行時に顧客情報をしっかり記録してもらいながら発行することで、お客さんごとに来場頻度やボールの使用状況など様々なデータが得られます。これらのデータを分析して、料金体系を時間帯や曜日によって変えたりして集客を分散させたり、ダイレクトメールなどの配信も可能になるわけです。

ということで、私の会社のゴルフ練習場向けシステムも数年前からICカードシステムが主流となりました。ICカードシステムは従来のシステムに比べて、システムの信頼性がとても重要です。顧客データに金額やポイント・プレミアムなどの情報が紐付いていますので、システムが壊れると普通の営業ができなくなりますし、データが消えてしまうと重要なデータを失ってしまうことになります。システム側でも様々な対策をしてありますが、しっかりしたサポートも重要で、基本的にICカードシステムのタイプは必ず保守契約を結んでいただくことにしています。ゴルフ練習場のシステムは、従来メカのシステムというイメージでしたので、メカは壊れたら壊れた部分だけ都度修理でよく、コンピューターシステムでは当たり前の保守契約がなかなか理解いただけないことも多かったのですが、ようやくICカード化とともに顧客管理のメリットも理解いただける練習場も増え、保守契約もスムーズにお話しが進むようになってきました。業界の固定的な観念を変えていくのはなかなか大変なことなのです。

さて、そんな背景で、このところ私もメンバーたちと一緒にゴルフ練習場のシステム更新などに同行して立ち会うことが増えてきました。この1か月で毎週1〜2カ所訪問してきました。練習場オープン前に更新作業を行うため、深夜に移動して早朝のうちに作業をすることが多く、私のような年寄りには辛い仕事です。

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新潟県長岡市の練習場です。深夜移動して早朝に更新作業。

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福島県いわき市の練習場です。ここも深夜移動して早朝に作業。時間に余裕がある場合は、作業後に皆で少し練習させてもらうこともあります。自分たちで使ってみるとシステムの調子もよく観察できますし、ゴルフの練習にもなるので一石二鳥ですね。

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茨城県土浦市の練習場です。新潟・福島のあとだと少し近く感じるのは距離にマヒしたため?

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神奈川県横浜市の練習場です。横浜なら近いものです!この日はさらにもう1カ所横浜市の練習場の更新も行いました(そちらは芝など施設の更新も同時にされていたので写真は撮影していません)。1度に2カ所はなかなかハードな作業でした。

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群馬県前橋市の練習場です。ここは朝5時オープンなので、午前1時頃から作業でした・・・。なお、システムは数種類あり、分かりやすい違いでは、操作部が床にあるタイプ、タワーが建っているタイプ、柱に取り付けるタイプがあります。更新作業も微妙にタイプによって異なります。

こんな感じで毎週飛び回っていたので、ブログの更新をする元気が残っていなかったのでした。

まだまだICカードシステムをご利用いただいている練習場があるのですが、来年以降順次更新していく予定です。練習場を回っていると感心するのが、朝5時とかこの時期だと真っ暗な中、オープンと同時に複数のお客さんが練習しに来ていることです。仕事に向かう前、あるいは朝食の前とかなのだと思いますが、早起きですね〜。

さて、ゴルフ練習場向けシステムを提供している我々としては、ゴルフ練習場経営がより良くなるような提案をすることも大事な仕事です。そのためには、やっぱり自分たちもゴルフを楽しんでみて、練習場にも行ってみることも大事であり、このところ社内でも強制はもちろんしていませんが、誘い合ってゴルフ練習場で練習し、コースをラウンドしてみたりするようにしています。やっぱりお客さんの気持ちを理解しておくのは大事だと感じていますし、ゴルフの話題にも参加できるのは雑談でも話しがはずみ、よいものです。私自身も今月は2回ラウンドし、来週も神戸の練習場での更新作業の後にコースをラウンドしてみようと計画しています。辛い更新作業、どうせやるならやっぱり楽しく前向きに、楽しみも付加しながら・・・です!

Comment(2)

コメント

匿名

記事に対するコメントでなく申し訳ないのですが、他に適切な場所が見つからなかったので失礼します。
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