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プログラミングでメシが食えるか!?

会社メンバー4人(2人は初ラウンド)でゴルフへ

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最近いろいろと忙しくて、ブログの更新もなかなかできていませんが、一番疲れる原因になっているのが、ゴルフ練習場向けシステムの更新作業です。私の会社ではSUPER SHOT SYSTEMというゴルフ練習場向けシステムを長いこと開発・販売していますが、ソフトウェアがかなり進化しましたので、保守契約を締結いただいている練習場様の更新を進めています。対象のゴルフ練習場は全国にあり、更新作業は営業中にはできませんので、基本的に深夜移動し、営業開始前の早朝に更新作業を行います。営業開始時刻は練習場によって様々で、中には24時間営業もありますが、今の時期は9時が多い感じです。どうしても前泊しなければできない場所もありますが、ほとんどは深夜2時〜4時頃車で出発し、6時から8時頃までに更新作業を終え、9時の営業開始からしばらく立ち会い、さらに深夜の締めの作業が問題ないこと、翌朝の営業開始が問題ないことを確認する感じで進めます。メンバーと一緒に3人一組で毎週1〜2カ所のペースで続けていると、さすがに結構疲れます。とはいえ、練習場の皆様とお話しして、「SUPER SHOT SYSTEMを入れてから売上が上がっているよ」などと嬉しいお言葉をいただけると疲れも吹っ飛ぶ感じです。

さて、そんなゴルフ関連のビジネスもやっている会社でありながら、実は社員でゴルフを楽しんでいるメンバーは少なかったのでした。私自身も数年前、バンコク出張が多かった時期に始めたばかりです。ゴルフはイメージ的にも敷居が高いスポーツで、身近の人がやっていないとなかなかやってみるきっかけがないものです。実際にやってみれば予想外に楽しく、さらに今どきは会員でなくてもネットで簡単に、しかも割と安くラウンドできるものです。

私の会社では健康のためスポーツ補助という制度があり、社員同士でスポーツを楽しむ場合、参加費・施設費などを月に5000円まで補助します。さすがに1ラウンド5000円で回れるゴルフ場は東京近辺にはありませんが、平日なら埼玉あたりでも7000円程度で回れますので、補助を使えばかなり助かります。もともと社員同士でサイクリングをしたりと、スポーツを一緒に楽しむ状態ではありましたので、ゴルフもやってみないかと話しが盛り上がり、数回練習場に行って(もちろん、SUPER SHOT SYSTEMの練習場へ)、12月6日についに二人初ラウンドとなりました。6日は火曜日で平日です。有給休暇を取ってゴルフをしに行き、さらに会社から補助が出るというのは、多くの日本の会社では想像もできないようなことかもしれませんが、今どきは休暇を取らせるのも会社の使命ですし、健康管理も当然です。休暇を取って遊んでいる人に補助金も出すというのはおかしいという古い考えは捨てて、心も体もリフレッシュする機会をメンバー同士で作っているのを、会社も支援しているという考えにすべきだと私は思っています。もちろん、強制などは一切していません。やらない人もいるのに不公平という意見もあるかもしれませんが、仕事でもなんでも「やるひとを応援する」のが正解だと私は考えています。さらに、ゴルフ関連のシステムを扱っていれば、自分たちもゴルフをやっていればお客さんとも話しが合いますから、うちの場合はゴルフを楽しむことはまさに一石二鳥です。

さて、前置きが長くなりましたが、ゴルフの様子でも。

車に乗っていないメンバーもいるので、開始時間は遅めの10時ちょっと前にして、早朝から電車で移動してもらい、車2台でゴルフ場に向かいました。私が好きな埼玉の玉川カントリークラブです。

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予定通り早めに着いたので、まずは練習。

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わりと詰まっていて、結局スタートは10時15分頃だった気がします。初ラウンドの二人はさすがに前半は苦戦。練習場で打つのとコースで打つのはかなり違いますからね。マーシャルから「日没が早いからできるだけ急いでね」と言われ、もともと初ラウンドの二人以外も大して上手くない我々は、基本的にほぼ走り回っていた感じです。良い運動になります!

なお、この日はとても風が強く、コースの端の方は枯れ葉がたくさんあるので、OBでなくても結構玉がなくなりました。ローカルルールで枯れ葉で見つからない場合はペナルティーなしで新しい玉を打てるとなっているので良いのですが、玉がなくなるのはそれなりに悲しいことです。もちろん、安いロストボールしか使いませんけど。

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このゴルフ場が好きな理由は、なんといってもこの景色。山岳コースなので走り回っているだけでも楽しめます。その代わりアップダウンも多くて、我々のような下手くそには難しいコースです・・・。

午前中だけで初ラウンドの二人は100前後も叩きましたが、徐々に慣れてきた感じもあります。

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1時半頃昼食。ここは餃子が美味しいのですよ! 意外と時間がなくて、14時には後半スタート。どんどん風は強くなり、実に寒い状態でした。

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後半はだいぶ慣れてきて、初ラウンドの二人も一桁で進めることが増えてきました。コース未経験でいくら練習場で練習してもやっぱりコースを回ってみないとわからないものです。コースを回ってみれば何を練習すべきかも分かってくるので、また練習場に行く価値が大きく出てくるものです。

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さて、14時から後半ラウンドなので、当然この季節ではどんどん日が沈み・・・

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さらに強風のため、前の方々のペースも上がらず、詰まり気味。まあ、強風のおかげで見晴らしはこんなに素晴らしいのですけど。。

ということで、最後の4ホールくらいはマーシャルの方が遭難しないように(?)一緒に回ってくれて、寒さと戦いながら走り回りました。最終ホールだけは照明があるのですが、そこにたどり着いた頃には、本当に照明なしでは全く見えない状態でした。なんとか無事に回り終え、サバイバルサイクリングに続いて今回はサバイバルゴルフという感じでした。

結果としては、初ラウンドの二人は200近い数字となりましたが、前半にくらべ後半は20打くらい減っていますので、やっぱり慣れでしょう。

ちなみに、道具は、クラブに関しては基本的にはお古をかき集め、さらに、会社備品のものも少しあるので、それらを何とか2組準備した感じでした。さすがにシューズとウェアは自分で準備してもらいました。ボールはロストボールの一番安いレベルのものを二人で100個購入して挑みました。結構なくなったと思います。

二人の感想ですが、二人とも「楽しかった」「練習してリベンジしたい」という感じでしたので、よかったよかった。

ほとんどのスポーツが初心者に冷たい気がしますが、ゴルフは特にその傾向が強く、どうしても後ろから急かされたり、日没との戦いだったりで、走り回ったり、精神的にもプレッシャーがかかります。誰もが最初はそうだったのですから、もう少し温かい目で見てくれると良いのですけどね。私は幸い初ラウンドはタイで、タイのゴルフ場は日本に比べればだいぶノンビリしているので助かりました。とはいえ、いきなりビジネスパートナーの方々とのラウンドでしたので、最初のティーショットは緊張しすぎて真横にボールが飛んでしまったのを覚えています。

ゴルフ人口が増えないとゴルフ関連業界も苦しくなるわけですから、本当は初心者こそ大事にして、裾野を広げることがゴルフ業界では大事なのを多くの経営者たちは理解しています。が、ツアープロからレッスンプロになった人や、ベテランゴルファーは初心者に冷たい人が多く、経営者の頭を悩ませているという話しをよく聞きます。とりあえず、私のところでは今回で二人ゴルフを楽しむ人が増やせました!?

ちなみに、私自身の結果は相変わらずイマイチですが、まあ、スコアのためだけにやっているわけでもないですし、仲間達と一緒にラウンドしながら交流することや、自分自身でもいろいろ試行錯誤したりするのも楽しみのうちです。とりあえず、1ラウンドでパーが2回出たのは初めてだと思うので、めでたしめでたし!

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