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KDDI2013夏モデルHTC J One HTL22プレスイベント「Meet the HTC Night」参加レポート【前編】

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5月20日は、KDDIのau発表会2013 Summerでの夏モデル新商品発表会が午前11時から開催されましたが、夜19時からは、KDDIが最もプッシュしているAndroid搭載スマートフォンであるHTC社製品の最新スマートフォンHTC J One HTL22のプレスイベント「Meet the HTC Night」も青山迎賓館で開催されました。

プレスでエントリーしていましたが、併せて、ITmedia Mobile編集部がブロガーをこのプレスイベントに招待をする企画があり、ご協力させて頂いた延長で、久々にオルタナブログにもイベントと端末の紹介を書かせて頂きます。

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会場となった青山迎賓館は、ウェディングパーティーを行うスペースということで、HTL22と同様に、細かな点に配慮されて会場が仕上がっていました。

htcロゴカラーのグリーンを、あらゆるポイントで使用しており、建物外観はグリーンのライトアップ、エントランスへと続く階段にはグリーンのカーペット、受付を済ませると、ウェイティングルームにhtcロゴのウェルカムボード、中庭に出るとプールの奥にもhtcロゴもグリーンにライトアップされており、美しい。

そして、プレスイベントとしては珍しく、生演奏とドリンクと料理が用意されているパーティースタイル。 auオレンジとhtcグリーンのオリジナルカクテル『HTCコリンズ』まで用意している力の入れようです。

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『HTC J One』の前に、HTCについて少々。

KDDIは、現在、HTC製Androidスマートフォンの主力商品と位置づけていますが、国内におけるHTC製Androidスマートフォン初期ユーザは、ドコモのHT-03A(HTC Magic)、SoftBank X06HTなどを購入したマニア層・コア層でした。(それ以前のWindows Mobileからのユーザ層・ファン層も同様に)

しかし、HTC Jの登場から状況は一変し、より幅広い層・若年層へのリーチを意識した商品展開を進めて、昨年春のHTC J、そして進化した冬モデルHTC J butterflyではアイドルグループ『乃木坂46』を起用するなどプロモーションの大きな変化もあり、マイナーなブランドから徐々にその知名度を上げてきています。

HTCを日立と勘違いする人も以前はかなりいたかもしれませんが、それも少なくなっているでしょう。(日立がカシオと合併し、更にNECと合併してかなりの時間が経過していること、そもそも、日立がケータイを作っていた事を知らない層にリーチしているので、尚更でしょう。)

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また、KDDI唯一の2013春モデル『INFOBAR A02』がHTC製品と気づかない一般的なユーザが多いかもしれませんが、着実にファン層を広げているはずです。

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『HTC J One』は、HTC Jシリーズの流れ通り、美しい外観、そしてカメラと音にこだわっている点が最大の特徴で、春(HTC J)から冬(butterfly)、春(INFOBAR A02)、そして今回の夏モデルと、短期間で大きくエンハンスさせてきたところが、HTCの開発力の高さといえるでしょう。

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さて、話をイベントに戻します。

18時開場でタッチ&トライコーナーで自由にHTC J Oneを試した後、19時よりHTC NIPPON代表取締役社長 村井 良二氏の司会でスタートし、HTC Corporation CEOのPeter Chou(ピーター・チョウ)氏が登壇し、進化したHTC Jのサマリーについて紹介しました。

続いて、スペシャルゲストのKDDI田中社長が登壇し、KDDIとHTC、チョウCEOと田中社長との良好な関係を伝えるフリートークがあり、いつもながらですが、度々見つめ合うようなシーンがあり、恋人のようなというと語弊がありますが、関係の厚さをアピールしていました。

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今回の『HTC J One』においても、グローバル向けのハイエンド機種「HTC One」をKDDI向けに仕上げた商品となりますが、製品機種を特定する名称の前に「J」を入れてグローバルと異なる「HTC J」シリーズというブランドでの展開は、日本市場をいかに重要なマーケットとして考えているかが伝わってきます。

歓談・会食タイムの後、HTC Corporation グローバル商品企画部門担当バイスプレジデント 伊藤 泰(いとう たい)氏による製品紹介が行われ、製品の詳細について紹介されました。

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左:HTC Corporation VP 伊藤 泰氏、右: HTC NIPPON 代表取締役社長 村井 良二氏

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進化したHTC Jを伝える伊藤氏によるプレゼンテーションスライド

フルメタルボディによる高い質感で、カラーバリエーションはホワイトメタルおよびブラックメタルの2色展開。 水平線イメージしたとされるラウンドフォルムは、どこから見ても美しい仕上がりで、触った感じも非常に良く、持ちやすい形状です。

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質感を含めiPhone5にも似ていると感じる人も多いかもしれませんが、他のAndroidスマートフォンには無いHTCのデザインセンスの良さで、幅広い人に受け入れられるでしょう。

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リアカバーは、裏面右サイドの突起部をスライドさせると、左側が持ち上がる構造で特徴的です。 リアカバーを外すと、SIMとmicroSDスロットがあります。動作確認の為、自前のSIMを使用しましたが、やや、取り外ししにくいかもしれません。(多くの人は一度挿したら抜く機会はそうそうは無いので、実用上は問題ないでしょう。)

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フロントは、高精細468PPI・4.7インチのフルHD IPSディスプレイの表示能力が非常に高く、ディスプレイを挟む形でデュアルフロントスピーカーが配置されており、デザインのアクセントとしても、他にはないインパクトがあります。

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ステレオスピーカーをフロントに2つ配することで、背面スピーカーでの音のこもりや歪みを無くすだけではなく、アンプとDSPチップによる歪みが少ない大きなボリュームでのクリアなサウンド再生も可能となり、更に、得意とするBeats Audioとの連動により、より高音質でリアルな音を再現してくれます。

後編に続く>>

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