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『Skypeを使ってもっとモバイルライフを楽しもう!』Android女子部 + Skypeコラボイベント潜入レポート【1】Skype使い始めて約8年

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Android女子部+Skypeコラボイベント

Skype(http://www.skype.com/intl/ja/)は、2003年創業のインターネット電話サービスで、日本では2004年のライブドア、2005年のバッファローによるソフトウェア配布開始により一気に知名度を上げ、2011年にMicrosoftによる買収がなされました。
そのSkypeが、Android女子部(http://jag-andronjo.blogspot.jp/)とコラボイベントを8月29日に開催するので取材に来ませんか?との案内があり、特に新しいサービスの発表があるわけではないのですが取材訪問してきましたので、イベント潜入レポートをご紹介します。

Android女子部+Skypeコラボイベント

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Android女子部+Skypeコラボイベント

Skypeを使い始めて約8年(イベント取材レポートの前に)

筆者は、2004年からSkypeを使用開始し、2005年6月には海外へのケータイ通話の為に有料サービスを使用開始しました。

その他のモバイル向けインターネット通話サービスはいくつか試してきましたが、かれこれ約8年はSkypeにお世話になっており、現在は050から始まるIP電話番号(Skypeではオンライン番号という)も利用している、国内では比較的に古くからのユーザです。

使い始めた頃に当時の日本営業担当のビンセント・ショーティノ氏(現・Crunchroll日本法人代表)と知り合った事で、Skypeの良さなどを深く理解できたからかもしれませんが、なんといっても無料のサービスでも通話品質(音質)が非常に良く、チャットと併用したり、デスクトップ共有アプリなどでデモを実施するときなどにも大いに役だってきたこと、人に勧める際にも自らの利用経験などから他の無料通話アプリなどと比べて心理的ハードルが低く、Skype仲間が増えていった事を思い出します。

一方で、米国のオークションサイト大手eBayに買収されたり(2005年9月)、IPOターゲットでファンドに売却されたり(2009年4月)、更にはIPO直前でMicrosoftに買収(2011年5月)されるという会社としての大きな変化がありました。

国内スマートフォン向けにおいては、キャリアの制限があったり、Androidスマートフォン対応版がダウンロードできなくなったり(2010年3月)、サードベンダーアプリのfringで使えなくなった(2010年7月)後、海外でのマーケットからのダウンロード復活(2010年10月)、KDDIとの戦略提携によるSkype auの提供開始(2010年11月)などを経て、国内でのマーケットからのダウンロードが復活し、現在ではSkype for Androidだけで世界7,000万ダウンロードされるアプリへと成長しています。

しかしながら、Android版のアプリは、今でこそあまり気にならなくなったもののアプリサイズの大きさやバッテリー消耗の激しさなどが懸念材料で、インストールはするものの常時起動はしないまま(PCでは常時起動していますが)という現状、Appleユーザ向けで定評のあるViberや急激に広まり5,500万ユーザを超えた勢いのあるLINE、その他KakaoTalk(カカオトーク)やNTTコミュニケーションズの050plusといった類似競合もあり、それらの中でどのようなポジションでやっていけるのか、Microsoftの買収によりどのような変化が起こるのか、興味はありましたが最近はSkypeの新しいニュースを耳にすることが殆どありませんでした。

そこで今回のSkype+Android女子部コラボイベント開催の連絡は、MicrosoftのSkype担当者の話が聞ける珍しい機会ということで、興味津々で訪問してきた次第です。

そういえば、Skype公式ブログに『Skypeは9年目を迎えました! 』が掲載されてました。
9年の歩みをチェックするにはわかりやすいですね。

Skypetimeline
http://blogs.skype.com/ja/2012/08/31/happy_9th_birthday_skype.html

続く >>

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