『オルタナティブな生き方 坂本史郎さん』にベンチャー経営者としての姿を学ぶ。
一昨日(7月28日)に掲載されたITmediaエンタープライズの記事に、日頃よりお世話になっているオルタナブロガー坂本さんの写真と特集タイトルがありました。
毎朝4時20分に起床して、全社員へのメールとオルタナティブ・ブログ「坂本史郎の【朝メール】より」執筆を日課としている坂本史郎さん。後編では、起業からの苦闘の日々、そして内観を経て朝の時間を活用するようになった経緯を聞いた。
オルタナティブな生き方 坂本史郎さん(青春編)
MBA取得、そして工場での草むしりの日々
オルタナティブな生き方 坂本史郎さん(苦闘編)
どん底の日々からわたしを救った朝の時間
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早速チェックさせて頂いたところ、先日に第1シーズンの最終回を迎えた朝カフェ次世代勉強会や、オルタナブロガーの定例ミーティングにて坂本さんがプレゼンされた内容+αが書かれており、聞くのも良いけど読むのも良いなぁ(ベンチャー経営や人を学ぶという点において)と改めて思いました。
私も長年ベンチャー経営に携わっていますが、大前提として、超巨大企業から学ぶ事と、ベンチャーから学ぶ事の違いがあります。
大企業からは、社会・ビジネスのルールや商流などの実務として多く学ぶポイント(人事採用・契約・法務知財・会計・営業・製造・・・などの実務は当然として、例えば、白<信号なら青>はGoだけど、グレーや黒<信号なら黄色や赤>はSTOPといった、当たり前のようで、意外にベンチャー・中小ではできていないこと。)があるのですが、その規模や人財・人材の違いなどから参考にはならない部分も多く、かといって、規模などを含め近いであろうベンチャーにおいて、『学びたい』と思える企業や経営者の数がそれほど多く無いという現実があります。
しかし、私にとっての『いいじゃんネット』という会社、経営者の『坂本史郎さん』は、とても参考になる部分が多いのです。
バックグラウンドとしては、私が昨年6月からオルタナブロガーになり、そのちょっと後の9月に、坂本さんもブロガー参戦しました。 私がなかなか定例会などには顔を出せずに会える機会がなかったのですが、あるタイミングでアポなしで、いいじゃんネットさんを訪問する機会があり(アポ無しで訪問する機会を説明すると長くなるのではしょります)、そこから、急速に近しくなりました。 そのポイントは、
- 企業向けソフトウェア(サービス)を提供するベンチャー企業
- 海外に関わること
- まじめに(実直に)取り組む姿勢、改善・改良を常に考える姿勢
- ベンチャーとしての苦労・苦難・成功・喜び
- おまけ(通勤ルート・お酒・ガジェット)
といった類似点・共通点があったからかもしれません。
但し、類似・共通が多いからといって、学びたいと思える対象ばかりではありませんから、そういった機会に恵まれることは、とてもありがたく、縁があったことに感謝をして、学び・吸収させて頂いています。 そういえば、早起き実験も、坂本さんがいなかったら始まらなかったでしょうし、朝カフェも坂本さんと 永井孝尚さん のお二人がいてこそスタートした勉強会ですし、沢山の機会やきっかけを頂きました。
さて、記事の中身詳細については、読んで頂くとして、とても象徴的なというか重要なポイントがありました。 それは、坂本さんが苦労されているお話が記事にちらほら書かれていますが、その中でも坂本さんが一番苦しい時に『内観』に出合った時のお話です。
内観は、自分の内なるもの=精神状態を観察するもので、「わたしに対し何をしてくれたか」、「わたしは何を返したのか」、「どんな迷惑をかけたか」という3つを考え、「何をしてくれなかったか」「どんな迷惑をかけられたか」という2つを考えないというとてもシンプルな方法のようです。 (自分自身でどうかと言えば、そんなこと考える機会も無かったことに気づかされます。)
そして数日間続けることで、自分の内なるネガティブを精算する(・・・心のデトックスのようなものでしょうか?)ことで、次に進める。
といったように、常に前向きに改善していこう、向上して行こう、ちゃんとやろう、、、といったところが、とても素敵な経営者さんであり、私より少しだけ年上ですから、『アニキ』的な存在として見て、いろいろな話を聞いてしまいます。
たまに、プチな失敗談があったりするところが、人間らしく、魅力の1つだったりもしますが、、、失敗談などの面白いネタはご本人に聞いて頂くとして、そんな坂本さん、あるいはベンチャー企業の姿を少しでも多くの人に、ITmediaエンタープライズの記事を通して、是非とも読んで、知って頂きたいと思いました。
きっと、『一度会ってみたい人だなぁと』思う人が続出すると思います。