#asanocafe 【朝カフェマーケ(5/5)】日本IBMのマーケティングを担う永井孝尚氏が、母校・慶應義塾大学の後輩の為に、KBC実行委員の開催するKBC Study Tourでマーケティングをレクチャー(無事終了編)
いよいよ最終回です。
昨日の本番の様子をお伝えします。
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その前に、過去ログ
2009/09/30 【朝カフェマーケ(2/5)】日本IBMのマーケティングを担う永井孝尚氏が、母校・慶應義塾大学の後輩の為に、KBC実行委員の開催するKBC Study Tourでマーケティングをレクチャー(OK!編)
2009/10/09 【朝カフェマーケ(3/5)】日本IBMのマーケティングを担う永井孝尚氏が、母校・慶應義塾大学の後輩の為に、KBC実行委員の開催するKBC Study Tourでマーケティングをレクチャー(予習編)
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そして、講演頂いた永井孝尚さんのブログ
◆2009/10/11 慶応ビジネスコンテスト(KBC) Study Tourで講演しました
http://blogs.itmedia.co.jp/mm21/2009/10/kbc-study-tour-.html
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2009年10月10日15:30 日吉駅にて待ち合わせをして、永井さんとお会いしました。
初めてかと思ったのですが、Citrixさんでのイベント、7月のブローガー定例会にて、時間を共有していたのですが、名刺交換というか、ちゃんと話す機会がなかったので、実質的な初対面となりました。
そして、Study Tour担当の鐵穴(かんな)博満くんが改札まで迎えに来てくれたおかげで、会場となるJ444教室にスムースな移動ができました。
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慶應義塾大学 日吉キャンパス
http://www.hc.keio.ac.jp/index-jp.html
駅前のキャンパスに入ると、何だか賑やかで、日吉の住民とのイベント『日吉フェスタ』が開催されていました。
◆ヒヨシエイジ2009『日吉フェスタ』
http://www.hiyoshiage.com/
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いよいよマーケティング講義の準備を終え、間もなくスタートというシーンです。
教室が、暗めなので、永井さんの写りが暗過ぎですね。(私の腕+ケータイカメラのクオリティで。。。)
永井さんは、工学部時代に、写真クラブで卒業まで、学内の撮影をしていたので、卒業式に「学生だったの?」と同級生に驚かれたとのエピソードがあるそうです。
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まずは、鐵穴くんの講義説明・永井さんの紹介。
ちょっと緊張気味の鐵穴くんでした。
聴講生は、約20名です。
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朝カフェマーケの作者である、永井孝尚さんの講演
『Marketing Basics driven by Customer Value Proposition』
スタートです!
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各グループで、何らかの新規事業または世の中にある商品・サービスについて、考えてもらいます。
提供する商品・サービス、お客さんがそれを購買する理由、競合、差別化のポイントなどについて、20分間ディスカッションしてもらい、5分以内のプレゼン、質疑応答を繰り返します。
急遽、ランクをつけましょう!と提案して、4グループに永井さんと私がそれぞれ採点して(必ず差をつけるということで、1点~4点)、採点突き合わせました。
これがまた、なんと、永井さんと私が全く同じスコアリングで、調整することなく1位~4位が決定しました。
仲良しなグループワークの発表会も良いのですが、やはり、競争をする習慣づけということで、何らかの採点やランク付けは良いかなぁと思います。
講義が終わった後も、審査した2人が同じスコアに2位になった理由はなんでだろう?と、具体的に知りたくなり、質問されるというシーンがありましたが、深く身に付くことに繋がる結果になったのではないかと。
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永井さんが講義の後半と総括をして、無事に盛り上がった雰囲気で講義を終えることができました。
講義冒頭に、伝えたいこととして「マーケティングの出発点は顧客価値」(顧客中心主義)であるという話がありましたが、バリュー・プロポジションや供給者視点の4Pではなく顧客視点の4C(Customer Value、Convenience、Communication、Cost)を学んでいき、
『学生でも腑に落ちるマーケティング』
という貴重な講義になったかと思います。
特に、BtoBマーケティングを体系的に学べる機会はなかなか無く、得がたい経験になったことと思います。
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KBC実行委員会および参加者の皆さんには、この講義での学びを自らのビジネスプラン作りや起業、周囲(友人知人など)のビジネスプラン作りやビジネス支援、社会人になってからの実践など、活かして頂くことを期待するとともに、非常に積極的に講義に参加した皆さんに感謝をしたいと思います。
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最後に、急なお願いにも関わらず、直前まで講義資料をブラッシュアップして、学生たちを「さん」付けで呼び、「優秀」を連呼して頂き、できる限りの講義をという思い入れ、、、
言葉だけでは伝え難い感謝の意を一言で、
「永井さん、ありがとうございました!」
(また、よろしくお願いします! の意図を含みます)
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タイトルに 永井さんの朝カフェマーケ用のtwitterハッシュタグ「#asanocafe」を入れてみました。 自分のtwitterに自動転送されるので、きっと
https://twitter.com/search?q=%23asanocafe#search?q=%23asanocafe
にリストされると思います。
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