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2007/03/01
情報系に限らず理工系の研究・技術職では、いまだに女性が少ないというのが現状です。そもそも、大学・大学院で理工系の女子学生がいるかというと非常に少数ですし、私自身も大学院では同期の女性はいませんでした。
...2007/02/01
先週26日金曜日には、研究所のオープンハウスが行われました。
オープンハウスとは、毎年の恒例行事でる、就職活動中の学生向けの研究所公開です。今年の参加者は120名ほどでしたが、その中で女子学生はおそらく1割ぐらいだったでしょうか…。(実は皆黒いスーツを着ていて、どこに女性がいるのかよく分からなかったのですが)
東京基礎研究所の女性研究員も全研究員の約1割なので、ほぼ同じ割合です。私が大学生だったころも、学部の中での女性比率は1割に満たないぐらいでしたし、状況はあまり変わってないなあという印象を受けました。
オープンハウスでは、女性研究員が女子学生と話をするコーナーを設けています。そこで気楽に相談してもらおうというわけです。今年は私と先輩2人で担当したのですが、こういうコーナーがあるということの宣伝が足りなかったのか、女子学生の皆さんは他のデモや展示に行かれてしまった方も多く、お話できた学生は少なめでした。
最近何かと、女性にフォーカスされたイベントや講演などが多く、学生に対しても特に女子学生にITや研究職に興味をもらおうとしています。そういうイベントに参加者としても主催者としてもかかわることが多いのです。あまり女性を強調しすぎると、逆差別だとか、女性の採用基準は違うんじゃないかとか言われることがありますが、決してそんなことはありません。IBMのdiversity(多様性)、つまり性別、年齢、国籍の差異に依存しないさまざまな価値観を持った人が活躍することが重要だという考え方に基づくものです。
でも、オープンハウスに来てくれる学生はすでに興味をもってくれているわけなので、本当はITや研究職に興味を持っていない人にどうやって知ってもらうか、が重要なんですよね。
そんなことを考えていて、ふと行きつけの美容院のスタイリストさんと話したことを思い出しました。
今では、カリスマ美容師なんていわれている方々は男性が多い気がしますが、昔は美容師の専門学校は女性が9割ぐらいだったそうです。それが、キムタクがドラマでカリスマ美容師役をやってから男性のスタイリストが増え始めたとのこと。これが、どれくらい正しいかはともかく、ドラマによるイメージの効果って大きいんだなぁ、とびっくりしました。
興味を持っていない人に訴える方法としては、意外と有効な手段なのかもしれません。
#そういえば、竹内結子が生物系の研究者のドラマやってた気がしますが、イメージアップにはつながったんでしょうか…。
...2007/01/16
昨年末、突然こんな本が会社に送られてきました。
「社長、女のセンスを生かせなくて会社が伸びますか」
送り主は、株式会社HERSTORY 日野社長。
新しく本を出版したので、女性活用に取り組んでいる企業・担当部署宛てに
お送りしています、とのこと。
会社の名前は存じ上げていたものの、社長と面識があるわけでもなく、
一研究員の私宛に、なんで???と思い、
僭越ながらメールを書かせていただきました。
いただいた返事によると、本が送られてきた理由は、
去年5月号の日経ウーマンインタビュー記事をご覧になり、
私と東京基礎研究所のことを覚えていてくださったということでした。
日経ウーマンでは、弊社が女性活用に積極的な企業として取り上げられ、
そこで働く社員として紹介していただいたのです。
去年はこのような形でインタビューを受けたりしたことが多かったのですが、
初めは自分の名前が外に出ることに抵抗がありました。
でも最近は、外に出たものがまた別のチャンスを呼んでいるということを感じつつあります。
本来の仕事とは別に、こういったインタビューを受けたり、
イベントに参加したりすることは結構負担がかかるのも事実ですが、
その分得られるものも多いです。
これがITや研究職に興味を持ってもらうことに少しでも役にたつのであれば、
とてもうれしいし、喜んで協力したいなと思います。
でも、本来の目標は日本IBMの女性社員としてだけではなく、研究そのもので
もっと興味を持ってもらえるようになることなんですけどね。
そのためにも、今年は自分のレベルアップを目指す年です。
社会人博士課程との両立を目指すのもその1つ、頑張ります。
頂いた本の感想は、また別に書くことにします…。
...Pickup
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