2011年3月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
- 真のプロフェッショナ…(fumiko)
- 博士課程入学します…(fumiko)
- 博士課程入学します…(takmin)
- 真のプロフェッショナ…(磯島大)
- はじめまして!…(fumiko)
- はじめまして!…(fumiko)
- はじめまして!…(kyk)
- はじめまして!…(トラパパ)
- 東京ディズニーリゾート名称の由縁(ディズニーリゾート…)
- Back to school!!(きょこ コーリング…)
- 社長、女のセンスを生かせなくて会社が伸びますか(ブログのタイトルを入…)
2007/04/25
もう4月も終わろうとしていますが、社会人大学院生としての生活が始まりました。
博士課程は授業はなく輪講や研究活動だけというところが多いのですが、わたしの大学は博士課程でも授業の単位をとらなければいけません。
それほど単位数は多くはないですが、仕事をしながらとなると、やはり結構大変です。しかも毎週課題が出るのが辛いところ。
そんな授業は取らないという選択肢もありますが、せっかく時間を割いて行くのだから、楽でも関係ない授業をとってもしょうがない、と思って頑張ることにしました。
数回授業をうけて感じたことは、当然なのですが、課題ややるべきことは1、2週間前倒しでやらなきゃということ。
仕事があると、ついあとまわしになりがちですが、締め切り直前に忙しくならない保証はないので、早めに80%の完成度で仕上げて、最後に残りを仕上げる、という戦略でやっています。
そんなわけで、今週末も大部分を課題や研究に費やす予定です。それでも大学で各分野のプロの先生方に毎週講義してもらえるってありがたい!と社会人の今は実感しています。学生のときにもっと大事に授業受けとけばよかったかも、と今頃ちょっと後悔したりもしています。
2007/03/01
情報系に限らず理工系の研究・技術職では、いまだに女性が少ないというのが現状です。そもそも、大学・大学院で理工系の女子学生がいるかというと非常に少数ですし、私自身も大学院では同期の女性はいませんでした。
2007/02/26
しばらくご無沙汰してしまいました。
ブログ続いている?といわれながらも、なかなか書けず、
読んでいただく文章を書くのは難しいなあ、と痛感しています。
2007/02/02
前のエントリを書いていて、美容院のサイトを覗いてびっくり!したので、続いて書いてしまいます。
私の通っているサロンでは、スタイリストさんを指名するのに指名料が300円かかるのですが、私はいつも同じ方を指名しています。もうかれこれ10年ぐらい通っているので、好きに注文できるし、いまさら他のところへ行く気にもなれません。
なのに、3月から指名料が1000円!に上がるとのこと!
高いよ~(涙)
でもやっぱり他のところへ行く気にはなれず、きっとまた行くと思うのですが。こんなに長い間お願いしているのは、そのサロンがいいわけではなく、その方が信頼できるからです。そのおかげで、その方が勤務しているサロンが変わったときには、私も行くサロンを変えました。
結局はその方がいいから、料金が上がっても場所が変わってもわざわざお願いにしいくわけです。このように、自分の所属や肩書きにかかわらず、ゆるぎなぎないスキルを持っていてプロとして評価をされる仕事をされている、ということをとても尊敬しています。
ちなみに、指名してくれるお客様って、1000人いらっしゃるそうです…すごい。
その方はサロンのために仕事をするのではなく、常にお客様のために仕事をしているとのこと。やっている仕事は正反対といっていいほど違いますが、私もこうなりたいなあと切に思います。
#その方に指名料払うのはいいのですが、多く払ったところでその方に還元されるのかどうかがわからない、というのが不満です。早く独立してくれないかな…。
2007/02/01
先週26日金曜日には、研究所のオープンハウスが行われました。
オープンハウスとは、毎年の恒例行事でる、就職活動中の学生向けの研究所公開です。今年の参加者は120名ほどでしたが、その中で女子学生はおそらく1割ぐらいだったでしょうか…。(実は皆黒いスーツを着ていて、どこに女性がいるのかよく分からなかったのですが)
東京基礎研究所の女性研究員も全研究員の約1割なので、ほぼ同じ割合です。私が大学生だったころも、学部の中での女性比率は1割に満たないぐらいでしたし、状況はあまり変わってないなあという印象を受けました。
オープンハウスでは、女性研究員が女子学生と話をするコーナーを設けています。そこで気楽に相談してもらおうというわけです。今年は私と先輩2人で担当したのですが、こういうコーナーがあるということの宣伝が足りなかったのか、女子学生の皆さんは他のデモや展示に行かれてしまった方も多く、お話できた学生は少なめでした。
最近何かと、女性にフォーカスされたイベントや講演などが多く、学生に対しても特に女子学生にITや研究職に興味をもらおうとしています。そういうイベントに参加者としても主催者としてもかかわることが多いのです。あまり女性を強調しすぎると、逆差別だとか、女性の採用基準は違うんじゃないかとか言われることがありますが、決してそんなことはありません。IBMのdiversity(多様性)、つまり性別、年齢、国籍の差異に依存しないさまざまな価値観を持った人が活躍することが重要だという考え方に基づくものです。
でも、オープンハウスに来てくれる学生はすでに興味をもってくれているわけなので、本当はITや研究職に興味を持っていない人にどうやって知ってもらうか、が重要なんですよね。
そんなことを考えていて、ふと行きつけの美容院のスタイリストさんと話したことを思い出しました。
今では、カリスマ美容師なんていわれている方々は男性が多い気がしますが、昔は美容師の専門学校は女性が9割ぐらいだったそうです。それが、キムタクがドラマでカリスマ美容師役をやってから男性のスタイリストが増え始めたとのこと。これが、どれくらい正しいかはともかく、ドラマによるイメージの効果って大きいんだなぁ、とびっくりしました。
興味を持っていない人に訴える方法としては、意外と有効な手段なのかもしれません。
#そういえば、竹内結子が生物系の研究者のドラマやってた気がしますが、イメージアップにはつながったんでしょうか…。
2007/01/16
昨年末、突然こんな本が会社に送られてきました。
「社長、女のセンスを生かせなくて会社が伸びますか」
送り主は、株式会社HERSTORY 日野社長。
新しく本を出版したので、女性活用に取り組んでいる企業・担当部署宛てに
お送りしています、とのこと。
会社の名前は存じ上げていたものの、社長と面識があるわけでもなく、
一研究員の私宛に、なんで???と思い、
僭越ながらメールを書かせていただきました。
いただいた返事によると、本が送られてきた理由は、
去年5月号の日経ウーマンインタビュー記事をご覧になり、
私と東京基礎研究所のことを覚えていてくださったということでした。
日経ウーマンでは、弊社が女性活用に積極的な企業として取り上げられ、
そこで働く社員として紹介していただいたのです。
去年はこのような形でインタビューを受けたりしたことが多かったのですが、
初めは自分の名前が外に出ることに抵抗がありました。
でも最近は、外に出たものがまた別のチャンスを呼んでいるということを感じつつあります。
本来の仕事とは別に、こういったインタビューを受けたり、
イベントに参加したりすることは結構負担がかかるのも事実ですが、
その分得られるものも多いです。
これがITや研究職に興味を持ってもらうことに少しでも役にたつのであれば、
とてもうれしいし、喜んで協力したいなと思います。
でも、本来の目標は日本IBMの女性社員としてだけではなく、研究そのもので
もっと興味を持ってもらえるようになることなんですけどね。
そのためにも、今年は自分のレベルアップを目指す年です。
社会人博士課程との両立を目指すのもその1つ、頑張ります。
頂いた本の感想は、また別に書くことにします…。
2007/01/12
皆様、はじめまして。
日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所の佐藤史子と申します。
本日からオルタナティブブログのブロガーに加えていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は大学院で物理学専攻を修了後、無謀にも分野を変更して東京基礎研究所に入所し、現在ではWebサービス、Webサービスセキュリティ関連の研究をしています。一般にはなかなか理解されにくい研究テーマではありますが、きっといつかは社会を変えると信じて、日々取り組んでいます。
今までブログは見るもので、自分から継続的に発信するなんて(しかも、実名顔出しで!)、夢にも思っていませんでした。そんな私がブログを書くことになったのは、ちょっとした思いつきを研究所の先輩である村上さんについ話してしまったからでした…。
************************************************
佐藤 「最近、女性へ理系進学・就職を勧めるイベントに参加したり、どうして理系を選んだかといったインタビューを受けたり、といったことが多いんですよね。でもやっぱり、理系やITの分野で女性って少数派だから、理系に行くとどんなことができるのかとか、日常どんな仕事をしているのかとか、イメージしにくいのかもしれないですよね。
インタビュー記事などでITに興味をもってもらえればいいけど、もっと身近に感じてもらうには、日常の研究とか生活をブログに書くというのはどうでしょう?一人でブログ書き続けるのって大変だけど、2人でリレーブログにすればなんとかできるかも…。」
村上さん 「いいですね!それなら、ITmediaのオルタナティブブログで書くのはどうでしょう?大和でのブロガーズミーティングに参加して、すごく刺激をうけたんですよね。」
佐藤 「なるほど~ちょっと相談してみましょうか。」
************************************************
ということで、担当者の方に相談してみたところ、びっくりするほどスムーズに話が進み、思いついた3日後にはブログ開設が決まってしまいました。もともとはブログで顔を出すことは考えていませんでしたし、かなり気楽に考えていたのですが、予想していたより大きな話になってしまいました…。
正直なところ、今でも続けていけるのか心配なのですが、はじめに提案した者として責任を持って参加させていただくことにしました。結局リレーブログではなく、それぞれ個人でブログを開設することになったのですが、村上さんのブログとリンクさせていこうと思っています。やるからには(細くても)長く続けたいなと思っております。
ここでは、(特に女性に)ITや研究職に興味を持ち身近に感じていただくことを目的に、研究所での日常や女性が働くことに関して、思うところを書き綴っていけたらと思っております。また、私も村上さんと同様に博士取得を目指しているのでその奮闘記や、時には研究そのものの話題も取り上げるつもりです。
ちなみにブログタイトルは、"初めからあきらめずにやってみる" という、私のポリシーに由来します。特に子供ができてから、女性が働くことにおけるいろいろな問題や制限に直面することが多くなりましたが、その中でたどり着いたポリシーのうちの1つです。ポリシーは他にもありますが、それはまたいずれここでご紹介させていただくかも知れません。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。