自分をUTAU音源化する:OREMOをMacで使う
SugarCapeを使った自分音源がとりあえずできたということですっかり満足したものの、自分調教が意外にめんどくさいことに気づいたとこまでが前回。
この動画でわかるように、手間がかかるわりには出来映えがちょっとアレな件。3音階分を録音したけれどもその切り替えを能動的にはコントロールできなかったり、「さしすせそ」の先行発音『s」を、シーケンスのノートを置くときに考慮しなくてはいけないとか、現時点では難しいところが多く、なによりもシーケンスの流用がきかないのが地味に痛い。
次はいよいよUTAU音源化にチャレンジしてみよう、と考えました。そこで、こっぺぱんPさんからコメントで教えていただいたサイト
を見て勉強してみることに。
既にSugarCape用に作ってあった音源を流用できるかな、と思っていたのですが、このサイトではOREMOというツールの試用を前提としている様子。
OREMOはRキーを押して録音して、↓キーを押せば「あ.wav」とかファイル名を決めて保存してくれる、優れものツール。音程をグラフ化したり、ノイズ除去もしてくれるようです。耳ロボPによる開発。すごい。これを使ってみたい。
でも、VMware Fusionのような仮想環境で使えるかどうかがちょっと不安。USBドライバのマイクをちゃんと認識しないといけないし、オーディオデバイスの直認識は負荷が大きいかもしれない。それに、音源を作るには家族が周りにいないスキを見てさっと録音しないといけない。いちいちVMwareが立ち上がって安定するのを待つのも一苦労。
で、CrossOver Macで試したらあっさり起動。USBのオーディオドライバもちゃんと認識してくれました。
40分ほどかけて、単独音168音を録音し、ファイルに保存。それを、UTAUに持って行くところまではやれました。
ただし、UTAUはCrossOver Macでは起動しないため、VMwareで。
そこからは、それぞれのオーディオファイルに対して設定をしていくのですが、その作業はVMware上のUTAUでやらねばいけません。いま、その原音設定を始めようと。オフセット値とかのバーは左端からひっぱってくるのね、というのがようやく分かったというところ。
これが時間を食いそうですね。進展したらまた報告します。自動化ツールも試してみるかな。
このツールが、CrossOver Macで動いたので使ってみました。一括で自動推定してくれるので便利です。UTAUにも自動推定の隠し機能があるのですが、こちらは1個ずつ「はい」ボタンを押さないといけないっぽいので。