自分を調教するということ
Mac用ボーカルシンセであるSugarCape向けに自分のボーカルを音源化しているのですが、ようやく3つの音階(C3、G3、F2)についてデータ化ができました。SugarCape上でちゃんとシーケンスが組めるかどうかを確認するためにやってみたのがこれ:
SugarCapeは基本的にピアノロール形式のシーケンサーなのですが、VOCALOID EditorともUTAUともかなり違う方式。ノートひとつひとつに歌詞を入れていくというところは同じなのですが、音量の調整とか、ポルタメントをつけるための手法とかが異なるので、ノウハウは徐々につけていかなくちゃなあ、と思っております。
SugarCapeにはUTAUのように豊富な原音調整ができないので、シーケンスのノートの重ね方でやっていかなくちゃいけないんですよね、現状。あと、ノートのコピペができなそうなのも時間がかかる要因となっております。ただ、ノートの中の上下スライダーで音量調整が手軽にできるのはいいですね。VOCALOID Editorにもあるといい。
難しいけどこれが、自分を調教するってことなのね。「これは自分の調教が悪いんじゃなくて、元の音源が悪い」とか逃げられないという。でも音源のおかしいところはデバッグしながらできるのでいいっていえばいい。
UTAU音源への変換も楽しみながらやっていきたいと思っています。でも、VMwareで仮想環境で動かさなくちゃいけないので、UTAUのMac版もできるといいなあ(CrossOver Macでは動かない)。
UTAUはそろそろ書籍があってもいいと思うんですよね。「ボーカル自炊のすすめ――UTAU」とか。1000人のユーザー音源がDVD-ROM収録とか、あなたのボーカルをUTAU音源にしてみませんか講座とかツールとかサービスとかあるとマジ売れるんじゃないかと。